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平成30年「ワークライフバランス」の授業

終了報告

2018年8月20日
対象:医学科3年生


授業の風景


 グループワークの様子 

 平成30年 8月20日に、医学科3年生を対象に「ワークライフバランスを考えよう」の講義および実習を行いました。
最初に教育センターの蒔田先生から開催のご挨拶をいただき、その後、二輪草センター菅野先生からの医師のワークライフバランスと二輪草センターについての講義をしていただきました。
「グループ討論」では、15グループに分かれて、4つの想定ケースに関して、キャリアプラン、問題点などを議論してもらい、討論内容は各グループから発表してもらいました。自らのキャリアアップのみではなく、パートナーのキャリアも考慮することや、育児、親の介護など家族の変化に対応することの難しさを知り、互いに相談することの大切さや、使える制度を知っておくことの重要さなどを学んでもらいました。他のグループ発表に対する質問や意見も積極的に聞かれました。


 皮膚科 
 大坪 紗和先生


耳鼻咽喉科 
大原 賢三先生


病理部 
谷野 美智枝先生

「先輩医師のワークライフ体験談」では、3人の先生からのお話を聞きました。皮膚科の大坪紗和先生からは、4人のお子さんを出産された時のご経験を詳しくお話しいただきました。育児をしながらも働ける喜びを感じてチャレンジしている姿は印象的でした。耳鼻咽喉科の大原賢三先生は、奥さんが医師であることの良さや、自ら育児や家事にかかわっているお話をユーモアたっぷりにしてくださいました。ママメンということばも教えていただきました。今年度北大から病理部の教授にご就任された谷野美智枝先生からは、女性が働きやすいとは言えなかった過去を振り返って、どのようにキャリア形成してきたかのお話をしていただきました。患者さんの役に立つ医師像を明確に持ち続け、そしてお子さんへの愛情もたっぷり注ぎながら仕事と家庭を両立されている姿が素敵でした。
最後に二輪草センター長の山本先生から、マインドセットの分析について教えてもらいました。この講義をきっかけに、キャリアプランを考え、ワークライフバランスを充実させることのできる学生さんが増えることを期待します。
 今年もグループ討論ではたくさんの先生方にタスクフォースとしてお手伝いいただきました。青木先生(免疫病理)、大原先生(耳鼻科)、神田先生(麻酔科)、菅野先生(二輪草)、黒田先生(小児科)、木ノ内先生(眼科)、齊藤先生(臨床検査)、佐藤先生(教育センター)、高林先生(放射線科)、竹田先生(皮膚科)、谷野先生(病理)、林先生(耳鼻科)、蒔田先生(教育センター)、横浜先生(産婦人科)、吉田先生(解剖)(五十音順、敬称略)、お忙しいところご協力いただきましたことを深謝いたします。