ホーム > キャリア支援部門>キャリア教育>第9回医学部学生と女性医師の語る夕べ
旭川市医師会(担当:女性医師部会)主催

テーマ「身近な先輩に学ぼう!ワークライフバランス」

終了報告

2012年11月7日(水)午後6時より
旭川医大機器センター3階カンファレンスルーム


講演会の様子 

 平成24年11月7日(水)午後6時より旭川医大機器センター3階カンファレンスルームにて「第9回医学部学生と女性医師の語る夕べ」が開催されました。 総勢64名の方が参加され(うち3名は男子学生)二輪草センターは共催としてお手伝いさせて頂きました。 今回は『身近な先輩に学ぼう!ワークライフバランス』をテーマに、第1部は市内病院にお勤めの4人の先生方にご講演いただきました。
 初めに旭川医科大学皮膚科菅野恭子先生が子育てと仕事の両立について、自身の経験をお話して下さいました。常に心に余裕を持ち、周りに感謝の気持ちを忘れないでいることや、子どもがいるとたくさんのメリットがあり忙しい時期は一時的なので可能な限り仕事を継続した方が良いとお話されました。
 次に旭川厚生病院小児科石羽澤映美先生が、学生時に人生予想設計プランを立てていたことや、出産したことで診察に来たお母さんと悩みを共有でき幅が広がったことなどをお話して下さいました。また、専門医を早く取得できるよう学会に入った方がいい、頼れる人に甘えるといったアドバイスもありました。
 次は旭川赤十字病院消化器内科 富永三千代先生のお話でした。親が遠方なため頼れることが少なく、子ども緊急サポネットなどを利用しながらなるべく休まないように仕事をしていること、病院や医局の先生たちの理解により仕事ができ周りに感謝している旨をお話されました。
 最後に市立旭川病院呼吸器内科 谷野洋子先生より何事も初めが肝心で、研修時代にたくさん経験した方がいいこと、いっぱい苦労していっぱい努力するとあとから楽になることをお話して下さいました。
質疑応答では、学生より「子育て中に一方が転勤になった場合はどうするか」と質問も寄せられました。
 学生たちにとって生の声を聞くことができ大変勉強になったようでした。




グループディスカッションの様子

第2部では学生と医師4つのグループに分かれ、グループディスカッションを行いました。学生の質問や先輩医師の体験談など話題は尽きず、和やかな雰囲気の中意見交換が行われました。最後に学生が話し合いの結果を発表し終了しました。
 医師会の皆様におかれましてはお忙しい中、旭川医科大学医学部学生のために、毎年このような会をご開催いただきますことに、心より感謝申し上げます。