ホーム > キャリア支援部門>キャリア教育>第13回医学生・研修医・女性医師の集い
旭川市医師会(担当:女性医師部会)主催

「医学生・研修医・女性医師の集い」

終了報告

2016年11月9日(水)午後6時30分


旭川市医師会
会長 山下先生


日比野 幸子先生


荻尾 優里菜先生

 平成28年11月9日に医学生・研修生・女性医師の集いが開催されました。今年度は「研修医生活あれこれ・・・」をテーマに研修医と研修後まもない5人の先生方にお話しして頂きました。
まずはじめは、旭川医科大学初期研修医の日比野幸子先生から自身の働き方をお話していただきました。アメリカの大学をご卒業後、医療系の出版社で編集者をされていましたが、医師を志し再受験されたとのことです。学生中に癌の研究に取り組むなかで腫瘍内科医になりたいと考えたそうです。MD Anderson center上野先生と出会い、ビジョンとミッションに基づいたキャリアプランを考えるようになりその具体的な内容の紹介もありました。次にお話し頂きました旭川医療センター初期研修医の荻尾優里菜先生は自身の研修生活が辛さから楽しさに代わっていく様子をわかりやすくお話しされました。11月に放射線科に入局されたばかりとの事ですがどのように選択したかについてもお話がありました。3番目は市立旭川病院初期研修医の窪田葵先生で、ご自身を症例にみたててユニークに自己紹介をして下さりました。市立病院での研修についても具体的なお話がありました。4番目は旭川赤十字病院血液腫瘍内科の下山紗央莉先生で、地域医療研修で沖縄の離島で仕事をされた貴重な経験を豊富な写真で具体的にお話ししてくださいました。島を365日一人で守る医師の責任と孤独、仕事の向き合い方を学べたそうです。5番目は旭川厚生病院循環器内科の豊嶋更紗先生です。循環器内科の先生方との出会いで入局を決めたそうですが、研修中に学会発表をしたり、フランスの学会に参加した経験等早めに科を決めたことのメリットについてお話がありました。また、現在のアクティブに仕事をしている様子も語って頂きました。今回は医師24名、学生が54名と非常に多くの学生さんに参加して頂きました。早い時期にロールモデルの体験談を聞くことは今後の自分自身の働き方や生き方の参考になると思いますので今後もより多くの学生に参加して頂ければと思います。
最後になりましたが、主催頂きました旭川市医師会および北海道医師会にこの場を借りてお礼を申し上げます。またお忙しい中ご講演頂きました先生方にも深謝致します。

                  二輪草センター助教 菅野 恭子

   
 窪田 葵先生   下山 紗央莉先生  豊嶋 更紗先生
     
講演会の様子