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テーマ「旭川医科大学教授陣から聞く
         大学病院での臨床研修のメリット」

終了報告

2016年6月22日


吉田 晃敏学長


小林 博也先生


國澤 卓之先生


紙谷 卓之先生

 6月22日に二輪草センター主催で「合同入局説明会」が開催されました。
今回は、「旭川医科大学教授陣から聞く大学病院での臨床研修のメリット」をテーマとして、3名の若手教授よりエールをいただきました。
最初には二輪草センターの菅野恭子先生より、二輪草センターのこれまでの取り組みとその成果を報告していただきました。その後、お忙しい中ご参加いただきました吉田晃敏学長より、ご挨拶をいただきました。
教授陣からのエールでは、1人目は病理学講座 免疫病理学分野の小林博也先生からお話しいただきました。病理医の魅力、臨床を経験してから病理医に転向してのメリット、そして教授になることで自らが講座を変化させてきた先生のご経験は大変興味深いものでした。研究成果をたくさん世界へ発信されており、教室の大学院生の活躍されている様子もお教えいただきました。
 2人目は麻酔・蘇生学講座の 國澤卓之先生から、大学病院と市中病院での研修の違いを丁寧に教えていただきました。大学病院では治療法を決定する際の導き方の違い、臨床医としての道だけではなく研究者や教育者としての道などその選択幅が広いことや、最新の医療機器が導入された環境などを教えていただきました。国内外の病院をご経験されてきた先生だからこそわかる違いをご説明いただきました。
 3人目は外科学講座・循環外科学分野の紙谷寛之先生から熱いエールをいただきました。良い医師とは、母校を愛することとは、早くに進むべき科を決めることの大切さやその覚悟の重要性などを教えていただきました。先生のこれまでの外科医としてのご経験をもとに、初期研修の時期をいかに無駄なく過ごすべきか考えさせられた学生さんも多かったのではないでしょうか。

                 
             左から山本先生・紙谷先生・國澤先生・小林先生



会場の様子


ベストポスター賞
表彰式の様子



ポスター展示の様子


 その後は6年生の宮澤良祐君と大町侑香さんがパネラーとなり、3教授に皮膚科教授の山本明美先生が加わり、質問形式でのディスカッションを行いました。大学病院と研修医に人気の一般病院との違いについて、研修期間中に妊娠をした場合の支援について、入局先を早く決めるメリットについて、入学形態の違いによって研修病院の制約があるのかなどの質問があり、各教授からお答えいただきました。さらに吉田学長から旭川医大病院で来年度も初期研修医枠を増やす方針であることをお聞きしました。このディスカッションを通して、色々な疑問や不安が解消されたと、学生さん達からのアンケートから聞くことができました。
 今年も前日から、たくさんの講座のポスターが展示され、それぞれの科における研修の特徴や魅力が紹介されました。学生投票による「ベストポスター賞」では、とても美しいポスターを作成された小児科学講座が受賞されました。
また、昨年度から新た設けられた「ベストサポーター賞」では、手術部の黒澤温先生、第2内科の牧野雄一先生、免疫病理の小林博也先生がそれぞれご推薦をいただき受賞されました。二輪草センター長の山本先生自らが育てられたお花が副賞として受賞者に授与され、受賞された先生達から喜びのお言葉をいただきました。
この会は毎年、旭川医科大学の卒後臨床研修センターと医学部同窓会の共催であり、今年も同窓会よりサンドイッチと飲み物をご提供いただきました。
今回の説明会に参加された学生さん達が母校で活躍をしてくださることが期待されます。大変お忙しい中、ご発表、ご挨拶をいただきました先生方、そして遅い時間までご参加いただいた学生さん、先生方、スタッフの皆さんに感謝申し上げます。




各科スライドpdf

<ベストポスター賞> 小児科

内科学(循環・呼吸・神経病態内科学分野) 麻酔・蘇生科
内科学(病態代謝内科学分野) 臨床検査医学 
内科学(消化器・血液腫瘍制御内科学分野) 卒後臨床研修センター
腎泌尿器外科










  <ベストサポーター賞> 詳細はこちら

    病理学講座 小林 博也教授
    第二内科  牧野 雄一准教授
     手術部   黒澤 温助教