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テーマ「育児しながらキャリアアップ」

終了報告

2012年6月26日


講義室の様子


間宮准教授

平成24年6月26日、合同入局説明会が開催されました。今年度の「育児しながらキャリアアップ」をテーマとし、育児をしながら自己研鑽を続けるにはどうするかを考える内容としました。
院内職員による講演は、「育児しながらできたこと」のタイトルで麻酔・蘇生学講座病院准教授の間宮敬子先生にご自身の体験談をお話ししていただきました。2人のお子さんを連れてご夫婦でアメリカへ留学され、ご夫婦にとってもお子さんにとっても素晴らしい経験が出来たそうです。さらに帰国後も精力的にお仕事を続けられ、緩和ケアの勉強のためカナダへ単身留学されたご経験もお話くださいました。育児しながら常に自分自身を磨き続けていらっしゃる姿に、見習うべきところを多く感じました。


泉 美貴教授


伊藤教授・東教授

特別講演は、「母であっても一流の医師になれる!コツはたったの3つ」のタイトルで、東京医科大学医学教育学講座教授の泉美貴先生にご講演いただきました。医師になって最初の5年間は集中して仕事に取り組むことなど、優れた医師になるコツについてユーモアを交えてわかりやすくお話いただきました。会場を歩き回りながら、時には学生に質問を投げかけるスタイルのプレゼンテーションに会場中が魅了されました。これから結婚を考える医師、学生に向けて「忙しい医師にとって結婚はお見合いがいい」との持論を展開され、その説得力に思わず納得された方もいらっしゃったと思います。
「学生発表と旭川医科大学教授陣によるパネルディスカッション」では、医学科5年の坂倉明恵さんと田木総一さんによる「聞いてみた!学生目線のキャリアアッププラン医学科5年ver」の発表が行われました。パネリストには、小児科学 講座・東寛教授、整形外科学講座・伊藤浩教授にご参加いただき、学生からの質問にお答えいただきました。参加した学生さんのアンケートでは、教授陣のお話が聞けて良かったとの感想が寄せられました。
今年度も各診療科による育児支援の取り組みについてのポスター展示が行われました。育児をしながらキャリアアップを目指す女性医師または男性医師の具体的な事例が展示されていた講座が多く、ロールモデルとして参考になったとの意見が寄せられました。学生投票によるベストポスター賞の選出では、学生からの注目度が最も高かった耳鼻咽喉科・頭頚部外科が昨年に引き続き受賞されました。最後になりましたが、共催いただいた卒後臨床研修センターおよび旭川医大医学部医学科同窓会にこの場を借りてお礼を申し上げます。
  皆様、本当にありがとうございました。


各科スライドpdf
第二内科 整形外科 呼吸器センター
リハビリテーション科 耳鼻咽喉科 麻酔科蘇生科