病院は様々な医療機器によって支えられています。その中で、機器中央管理を行うCEセンターにて扱う医療機器の一部を紹介します。
「シリンジポンプ」
シリンジを用いて、安定した薬液の持続注入することを目的とした微量持続注入ポンプです。血圧などに大きな影響を与えるような、重要な薬液で主に使用します。
「輸液ポンプ」
専用の輸液セットのチューブをポンプでしごくことで、安定した薬液の注入を行います。シリンジポンプに比べて高流量の薬液持続注入に使用することができるが、シリンジポンプより少し誤差が大きいポンプとなります。
「経腸栄養ポンプ」
意識がはっきりとしない患者さまの場合は、口から食事を摂取することが難しい場合があり、腸に直接栄養を補充する必要があります。その栄養剤を投与するために使用するポンプです。
「フットポンプ」
手術中などずっと同じ体勢で寝ていると、下肢に血液の流れが悪い部分が出来、血液が停滞してしまい血管内で血液の塊ができてしまうことがあります。それを深部静脈血栓症といい、重度となると命の危険があります。それを防止するために、足を空圧ポンプでマッサージして、血液の停滞を防ぐ装置です。
「低圧持続吸引器」
外科手術などを行った際に、血液や体液が体内に溜まらないように、体内に留置したチューブに陰圧をかけることで血液などを体外に排出する装置です。