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旭川医科大学基金

旭川医科大学基金

旭川医科大学基金

ご挨拶

本学は道北・道東の地域医療に貢献すべく1973年に旭川の地に設立され、おかげさまで本年11月5日に本学は開学50周年を迎えます。本学を卒業した医師と看護師は、北海道のみならず、全国各地で、また国際的にも活躍し、医学・医療の発展に寄与してまいりました。これまで本学を暖かく見守っていただくとともに、さまざまな形で支援していただいたことに心から感謝申し上げます。

昨年4月から新体制の下で大学運営を進めておりますが、優れた医療人および研究者を育成し、地域医療に根ざした医療・福祉の向上を目指すとともに、国際社会の発展に寄与するという本学の教育理念は今後もまったく変わることはありません。しかし、人口減少、少子高齢化が急激に進み、社会情勢、国際情勢が変化しつつある中で、いかにして本学の教育理念を達成し、医学・医療の発展に寄与していくかは大変難しい課題です。特に、日本の地域医療が抱える課題に対しては現時点でまだ誰も解決策を明示できておらず、これらを解決するミッションにこそ本学の存在意義があると考えております。本学に対する社会からの要請を厳粛に受け止め、私たち自身が日本の今後を担う学生たちに「生きた教育」を行えるよう日々研鑽を続けるとともに、医学・医療における困難な問題に立ち向かっていくことをお約束します。

開学50周年を記念して、学生たちの福利厚生施設の改修を計画しております。原材料費高騰の影響もあり、多額の費用が見込まれるため、自己資金のみで実現させることは困難な状況です。皆様方におかれましては、本学のこれからの新しい歩みと本記念事業の趣旨にご賛同いただき、今後とも本学基金へのご協力を心よりお願いいたします。

 

旭川医科大学
学長 西川 祐司