旭川医科大学 解剖学講座 顕微解剖学分野

Dept. Microscopic Anatomy and Cell Biology

 
 

履修の目的

  1. 箇条書き項目形態学実習では、正常な人体の構造を総合的に理解することを目的としており、前期に開講される形態学実習 I は、組織学実習と骨学実習(前期分)の2つのパートからなる。このうち、組織学実習では様々な臓器・器官の組織標本を顕微鏡で観察し、人体を構成する諸器官の正常組織構築を理解する。また、骨学実習(前期分)では頭蓋骨を含む全身の骨標本を観察し、後期開講の形態学実習 IIで展開される人体解剖実習の基盤となる、骨格系に関する解剖学的知識を習得する。

到達目標

  1. 箇条書き項目この科目全体としての到達目標は、以下の通りである。

  2. 箇条書き項目(組織学実習)

  3. (1) 人体の各器官・臓器の組織切片を光学顕微鏡で観察し、その特徴を絵に書いて記録することができる。

  4. (2) 顕微鏡で撮影された組織切片の写真を見て、それがどの器官・臓器の組織像であるか、答えることができる。

  5. (3) 教科書に掲載されている組織構築模式図と実際の顕微鏡観察像を比べて、その対応関係を答えることができる。

  6. 箇条書き項目(骨学実習)

  7. (1) その形態学的特徴を踏まえて、人体を構成する骨の名称(和名と洋名の両方で)や左右の別を答えることができる。

  8. (2) 骨に残された圧痕、孔、溝、隆起などの構造が、どのような軟部組織(筋、血管、神経など)の付着や接触によってもたらされたものか、答えることができる。

  9. (3) 骨の連結によってできる脊柱、胸郭、骨盤、頭蓋骨、および各関節の構造を説明できる。

  10. 箇条書き項目 なお、各実習ごとの具体的な到達目標については、別途配布する組織学講義・実習資料集や骨学実習プリントに記載しているので、予習・復習・試験勉強の際には参照すること。

形態学実習 I

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旭川医科大学・解剖学講座

顕微解剖学分野

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Department of Microscopic Anatomy and Cell Biology, Asahikawa Medical College

Midorigaoka-higashi 2-1-1-1, Asahikawa 078-8510

Hokkaido, JAPAN

医学科第2学年・前期、1単位、45コマ