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現場からの応援メッセージ

 

柴田 千恵子 看護師長(6階西病棟)

2012年3月

・どなたの介護をされましたか。

2001年の12月から2012年3月までの約10年間、母親の介護をしました。

・仕事を継続するにあたりどのようなサポートを受けましたか。

家族と訪問看護のサポートを受けました。入院中は付き添いを家族と交代で行い、在宅中は家族が日中の介護を行っていました。
職場からは、長期研修の延期、役割の調整をして頂きました。

・今後どのようなサポートが必要だと思いますか。

育児支援同様に介護に対するバックアップ体制もできると良いと思います。

・介護と仕事を両立する中で大変だったことと、アドバイスをお願いします。

介護は子育てと異なり見通しが立てられず、悪化、急変、死という不安が常にあり、精神的な負担が大きく、うつ的になったり孤立感を体験しました。また、仕事の責任と介護で身体的にも負担が大きく、慢性的に疲労が蓄積していきました。そのため、介護期間中には、休息がとれる環境が必要だと思います。
アドバイスとしては、出来るだけ介護を1人で抱え込まず、家族の協力を得る、社会資源を活用する。介護について話し合える友達や場をつくり、介護について共有することが大切だと思います。

・二輪草センター、二輪草プランに期待することはありますか。

現在、介護休暇が認められていますが、当院でも介護者の状況に合わせられる休暇の取得方法があると良いと思います。