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座談会:テーマ「知ってますか?輝くナース」

終了報告

2012年9月14日

 9月14日(金)、第16回二輪草セミナーが開催されました。今回のテーマは「知ってますか?輝くナース」。
 非常勤や育児支援制度を利用している看護職員を中心に案内し、お昼休みの時間帯にお弁当を食べながら行いました。専門的な資格を取得し実践の場で活躍している3名の看護師に、資格取得の動機や取得までの流れ、実際の活動などをお話ししていただきました。外来をはじめ各部署から計28名の参加があり、会場いっぱいの大盛況でした。
 最初に、輸血部の学会認定・臨床輸血看護師の向野美智代さんから、長く輸血に関わってきた経験をもとに、専門的知識を持つことの重要性や輸血部での看護師の役割についてお話いただきました。新しい資格認定制度である臨床輸血看護師について知る機会となりました。
 次に、7階東病棟の糖尿病療養指導士の古澤亜矢子さんからは、受験資格や資格取得までの流れ、資格を取ろうと思った経緯など、とてもわかりやすくお話しいただきました。いろいろな部署で看護を経験する中で目指したい看護を考え続けてこられたことがわかりました。
 最後に、救命救急センターフライトナースの練合若菜さんから、フライトナースの役割について、あらゆる場面を想定した準備と対応が求められること、他職種との連携が必要であることや安全管理の重要性について話されました。今の仕事は緊張の連続であるが、やりがいがあり楽しく働いているとのことでした。2人の子供を育てながら続けられるかと思うこともあったが、今では子どもから応援してもらえるようになったと話されました。
 終了後のアンケートでは、全員が「良い企画であった」と回答しており、「資格や業務内容について理解できた」、「専門性を活かして働く姿勢、子育てしながらキャリアアップしていることに感動し励みになった」「今後の自分の働き方を考えるきっかけになった」との感想がありました。今回のセミナーが、子育てと仕事で精いっぱいの日々だからこそ、時には立ち止まり看護師としての将来を考えるきっかけになればうれしく思います。

(看護部総務担当副看護部長 稲葉久子)

  


セミナーの様子