平成22年度「潜在看護師のための復職支援研修」
終了報告
平成23年2月28日より5日間
講義の様子
オリエンテーション
平成23年2月28日より5日間の日程で行われ、受講者5名が研修に参加しました。
第1日目はまず、上田看護部長からご挨拶があり、次に研修担当の職場適応支援担当 菊地師長より研修内容の説明や諸注意等についてお話がありました。その後休憩をはさみながら、「医療・看護の動向」(講師:上田看護部長
)、「注射剤に関する基礎知識」(講師:小野薬剤師)、「医療安全対策」(医療安全管理部 澤田専任リスクマネージャー)、「感染対策」(感染制御部
藤巻感染対策師長)の講義が行われ受講者の皆さんは真剣な表情で耳を傾けていました。
2日目はシミュレーションセンターに場所を移し、看護技術について学びました。職場適応支援担当 菊地師長と清水看護師の指導のもと、「注射(筋肉・皮下・皮内)」、「採血と検体の取り扱い」、「無菌操作・尿道留置カテーテル」についてモデルを使用して実習を行いました。
看護技術実習
看護技術実習
看護技術実習
救命救急処置
3日目も シミュレーションセンターで 「救命救急処置」( 講師:救命救急センター 佐藤看護師)について学んだあと、「静脈注射」、「輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱い」についてモデルや実際の器具を使用して実習を行いました。ブランクの長い方も多く、初めは緊張の表情が見られましたが、ゆっくりと一つひとつ丁寧な説明を受け実践するうちに以前の感覚を思い出すことが出来たようでした。
4日目、5日目は病棟実習を行いました。6階西(柴田師長)、7階東(金田師長)、8階西(久保師長)、9階西(小山内師長)、10階東(尾形師長)に
1人ずつ配属され担当看護師と共に行動し、多くのことを体験見学し充実した実習となったようです。
最終日には5日間の研修のまとめと修了証書の授与が行われ、「ひとり一人丁寧に指導してもらえた」「他の講習会では、講義や病棟実習がなかったが、今回体験できて勉強になった」などのご意見を頂きました。また、学校を卒業してから1度も現場に出る機会がなかったという受講者は、「研修会に申し込みをする時点で、ものすごく勇気が必要だった」とこみ上げる気持ちを振り絞って話をして下さいました。いろいろな思いで受講された5名の皆さんにとって、今回の研修が次なる未来の第一歩になりますことを願っています。最後になりましたが、ご協力頂きました各部署の皆様に心より感謝を申し上げます。