旭川医科大学病院
北海道肝疾患診療連携拠点病院
まずはお電話ください!

室長のご挨拶

 平成27年4月から旭川医科大学病院肝疾患相談支援室長を担当させていただいております澤田康司と申します。どうぞよろしくお願い致します。

 旭川医科大学病院は平成21年8月に肝疾患診療連携拠点病院の指定を受け、平成22年11月から当院に肝疾患相談支援室が設置されました。医師・看護師・肝炎医療コーディネータなど多職種が協力して、肝疾患専門医療機関の情報提供、肝疾患に関する相談業務、医療従事者や地域の方への肝疾患に関する啓発活動を行っております。

 地域の方へは肝臓病教室として肝疾患に関する講演の他に、実際に参加・体験できる研修を取り入れるようにして、より肝疾患やご自身の病気を理解できるよう活動しています。今は残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響で実際に集合しての活動は難しくなってしまいましたが、webにて知識の整理ができるよう動画を作成し活動を継続しています。一度ご視聴して頂けたらと思います。

 以前は国民病とまで言われていたB型・C型ウイルス性肝炎ですが、最近は治療薬が非常に良くなり、コントロールや治癒が可能となっています。広大な北海道においてウイルス性肝炎の治療を一人でも多くの患者さんに届けることができよう、当室は院内外において活動をしていきたいと考えています。一方で、生活習慣や飲酒に関連のある脂肪肝や、脂肪肝から肝がんを発症する患者さんが増え、肝疾患の中心は脂肪肝に変わりつつあります。この変化に伴い相談内容も生活習慣に関する内容が増えてきています。
ウイルス性肝炎のみならず、肝疾患に関してお聞きになりたい事、不安に思うこと等どうぞお気軽にご相談下さい。

旭川医科大学病院 肝疾患相談支援室長

澤田 康司