Take Off
Toward a Dream!

The Department of Obstetrics and Gynecology at AMU a deeply rooted history in training exceptionally talented residents.

学生・初期研修医へメッセージ

加藤 育民 教授

「生命の誕生から終末まで、寄り添う医療を行います」

命の誕生と女性の心と身体のサポートを行います。

旭川医科大学は、北海道の中心部に位置し、広大な医療圏を抱えています。

北海道の地域性として、大地の広さ、厳しい冬期がありますが、そこに生まれる命と私共の医療を求める方々のために旭川医科大学産婦人科の医師は全力で取り組んでいます。 将来に繋げる産婦人科医療を継続するためにも、医学生の皆様方の入局を心よりお待ちしております。一緒に学び成長しましょう。皆様方と働けること楽しみにしております!

北海道の人々は多くの産婦人科医の誕生を願っています。北海道の産婦人科医療の発展、女性の生涯にわたる幸福の享受を目標に一緒に頑張ってみませんか、いつでも気軽に連絡ください。

先輩医員からのメッセージ

今田 冴紀(専攻医:平成30年卒)

私のいちにち
6:15
起床 仕度 朝ごはん ミキサーを買ってからスムージーにはまっています。
7:00
通勤
7:30
医局で着替え、カルテチェック・カルテ記載。
8:15
病棟へ
8:30
病棟の医師記録室で産科の先生方・薬剤師さんとミーティング 前日・今日の外来の事、その日の方針など
9:00
ナースステーションへ 回診 患者さんの様子を見ます。
9:30
病棟業務 カルテ記載、お薬・注射の処方 患者さんのエコーなど 手術があるときは回診せずに手術室に向かって手術をします
12:00
おひるごはん お弁当です。
13:00
病棟業務の残り、外来見学、手術など
14:00
週1回の教授回診、術前カンファレンス
17:00
週1回は医局でミーティングがあります 抄読会など
17:15
お仕事がなければ終わりです。医局へ
20時くらいまでお勉強して、帰宅です
ご飯食べて、ごろーっとして、寝ます。また明日も頑張りましょう!

みなさんこんにちは。はじめまして。「先輩医局員から」ということで、医者3年目、専攻医1年目の今田冴紀といいます。このページを見てくださっている、ということは産婦人科に興味がちょっとでもある学生さんか、研修医の先生か。はたまたそういうわけでもない通りすがりの人か…わかりませんが、色々わたしの思いを書いていこうと思います。

私は札幌の西区山の手にある北海道医療センターという病院で初期研修2年間を過ごし、今年の春に旭川医科大学の産婦人科に戻ってきました。今は、産婦人科専攻医1年目として、日々修行の毎日です。 そんな私の一日はというと、図のような感じで、母体搬送や緊急手術がなければ比較的落ち着いた日々を過ごしています。緊急のことがあれば急にばたばたしたり、帰りが遅くなったり…と、そんなこともありますが、それも修行のうち。特に緊急手術のときなんかは、普段は乗らない緊急のエレベーターから手術室に直行して、(上の先生方が)すごい勢いで手術をしたりします。ばたばたしているのに圧倒されて、「コウ〇ドリで見たやつ!」と思う余裕もなく必死に走っています。

今の私の修行内容は主に5点です。

  1. 病棟業務
    切迫早産や妊娠管理目的に入院している妊婦さん、産後の褥婦さん、帝王切開後の褥婦さんなどさまざまな患者さんについて、上の先生方に相談しながら日々勉強です。お産があれば呼ばれて、とることもあります。お産の時、妊婦さんは必死に頑張ってくれていますが、私も一緒になって必死です。3か月が経とうとしている今、ちょっとずつ慣れてきたかな…。
  2. 病棟の患者さんのエコー
    入院している妊婦さんの胎児エコーをしています。患者さんにとっては赤ちゃんに会える週に1,2度の機会です。赤ちゃんが手足を動かしたりお口をモグモグさせたり、エコーで計測する体重が増えていると大きくなった!といって喜んでくださる方が多いので、上手に赤ちゃんの様子を映せるように日々イメトレや練習用のシミュレーターで特訓しております。
  3. 手術の執刀
    今は主に帝王切開の執刀をさせてもらっています。最初はかなり緊張して手術中に具合が悪くなることもしばしば…。私こんなんでやっていけるのかな…とかなりへこみましたが、最近では具合が悪くなることはなくなりました。イメージ通りにいくこともあれば、反省する点もあり、手術後は助手に入ってくださった先生にフィードバックしてもらいながら、次に生かせるように復習です。学生や研修医のときは生まれた赤ちゃんをみて「かわいいなー」と感動していましたが、今は手術のことで精いっぱいで、正直全く、それどころではない! 生まれた赤ちゃんの性別もわからないことが多いくらいです。早く新たな生命の誕生に感動できるくらいの余裕ができると良いなと思っています。
  4. 一か月健診の外来
    私にとって今のところ唯一の外来です。退院した患者さんたちの産後の体調をみています。育児が大変だったり、産後の体調の変化がつらかったりする方もいますが、退院した患者さんにまた会えるのが私はとっても嬉しいです。特に、自分でお産をとった患者さんや、帝王切開をした患者さんが元気な姿を見せてくださると、ほっとしますね。
  5. がん検診
    がん検診のバスに乗って、道内各地で子宮がん検診をします。最初は上の先生についてきてもらって指導してもらい、今は一人で行っています。利尻から始まり、斜里、幌加内、小平、網走…次はサロマに行く予定です! 泊まりで数日間滞在することもあります。移動はちょっと大変ですが、旭川では見られない景色や、地域の美味しい食べ物など、そこでしか味わえないことが盛りだくさんの旅です。

こんな感じで、産科グループで日々楽しく過ごしています。自分が思い描いていた「かっこいい産婦人科医」にはまだまだ果てしなく遠いところにいますが、毎日少しずつでも成長したいと思って過ごしていますので、これからもよろしくお願いします!

研修医・学生のみなさんへ

私の専攻医1年目の日々はどうでしたか?「面白そう」「大変そう」「別になんとも」などさまざまだとは思いますが、今年から初期研修の必修科に産婦人科が加わり、毎月研修医の先生がローテーションしてきてくれることになりました!研修医の先生方は、一緒に薬や注射のオーダーをしてくれ、カルテを書いてくれ、カンファレンスの準備をしてくれ、エコーの練習をしてくれ…産婦人科の一番の下っ端の私の力強い味方です!本当に毎日ありがとうございます。研修医1年目のうちは産婦人科合わせて1か月、産科のみでは2週間と短い期間ではありますが、少しでもいろいろな事を一緒に学び、経験出来たらと思っています。そして、ちょっとでも楽しいと思ってくれて興味が出たら、ぜひ2年目も回ってきてくださいね。待っています!

学生の皆さんは、現在は色々な事情があり実習で病院に来られませんが、興味があれば、お話だけでも聞きに来てください!現代の文明の力はすごいもので、今はリモートなる方法があるそうです。連絡ください。