看護部長挨拶


上田順子 看護部長

 皆さん、こんばんは。今日という日を本当に楽しみにしておりました。旭川医大病院が出来て30年経ちましたが、これまで病棟では疲れて家事ができない、子どもができると病棟では忙しくて仕事が休めないなど、いったん病棟を離れ、育児休暇明けに外来勤務を希望する者が非常に多いという現状がずっと続いていました。
昨年医療人GPのプロジェクトに看護部から意見を言うことができる場を与えていただきました。今までは看護部だけで考えていたことを医師の方々、事務の方々と一緒に企画して、そして、それが文部科学省に採択され、このように二輪草センターいう形になって実現できたことを大変嬉しく思います。実際4月から始まりますが、私たちは「バックアップナース体制」という新しい取り組みを始めました。これは非常に全国から期待されていますし、そういう人材が本院にいたことも大変にありがたいことです。ここに至るまで皆様には応援していただいて感謝しております。
 今回の二輪草センターの取り組みは単に潜在看護師を発掘するとか確保するということだけではなく、道東・道北地域の看護職の人材育成につながるセンター構想と考えていますので旭川医科大学病院にとっても地域貢献につながる取り組みだと思っています。どうぞこれからも宜しくお願いいたします。今日はありがとうございました。