平成24年度「潜在看護師のための復職支援研修」

終了報告

平成25年3月4日(月)〜8日(金)5日間

 今年度の「潜在看護師のための復職支援研修」は、3月4日(月)〜8日(金)の5日間の日程で行いました。受講者は3名でしたが旭川市以外から参加された方や4月からの就職が決まっている方もおり、看護実践をイメージして研修に臨んでいました。
 研修1日目は、看護部長から「看護の動向」、専任リスクマネージャー・感染対策師長からそれぞれ「医療安全」「感染対策」について、薬剤師からは「注射剤の基礎知識」についての講義がありました。その後は、お茶を飲みながら研修受講の動機や子育ての体験談などを語り合いリラックスした時間となりました。
 2日目・3日目は看護技術演習を行いました。当院の教育担当部門が作成したDVDを活用し繰り返し演習を行うことで、「感覚を思い出しました」と嬉しそうに話す場面がありました。4日目・5日目の病棟実習では、担当看護師とともに行動し看護場面の体験や見学を行いました。「些細な質問にも丁寧に説明していただけた」「病棟の忙しさに圧倒されたが、昔を思い出せた」と話され、有意義な時間となったようです。
 研修最終日には、吉田学長からの修了証書を上田看護部長から手渡され受講者は凛とした表情で受け取っていました。
受講者からは、「臨床現場に復帰するにあたって大いに自信になった」、「地元に貢献したい」との感想が聞かれ、地域貢献というこの研修の目的は達成したように思います。今後も一人でも多く潜在看護師が復職できるように研修を継続したいと考えています。

職場適応支援担当師長 菊地 美登里

  
潜在看護師のための復職支援研修の様子