保健管理センター

旭川医科大学の保健管理センターは、「学生の心身の健康を保持・増進する」 ことを目的とし、昭和59年に設置されました。
大学生時代は、人生のうちで、広く柔軟で、細やかな機微を理解し、容認する 心を持ち、かつ、社会的エチケットをわきまえながら物事を正面からとらえる人格と、 逞しく壮健な身体を形成する上で大切な時期であります。
近年、医療における医師の役割、その社会的責任の大きさ、重さは益々増しつつ あります。医師として高い学問性を保持することはもとより、患者さんの心理的、 家庭的、経済的、社会的背景にも気くばりができ、倫理感にあふれた全人的な質 の高い人間性が強く養成されています。

幸い本学のある旭川は、夏は暑く、冬は厳寒の地でありますが、石狩川、 十勝岳・大雪山連峰、美瑛・富良野の丘陵地帯など北海道の雄大な自然を間近に した素晴らしい環境に位置しております。この雄大な自然の中で実り豊かな Campus lifeを過し、将来の立派な医師としての人格形成を目指すためには 心身にわたる日頃の自己健康管理は不可欠となります。


保健管理センターでは学生の皆さんの健康について、「定期健康診断」の 実施のほかに種々の相談に応じております。病気や外傷の軽いものには 応急処置をいたしておりますし、本格的治療を必要とする場合は、主として本学 の付属病院に依頼しております。また、心身に関する悩み、心配事については 専任のスタッフがカウンセリングに応じ、問題解決にあたっています。 さらに、「エイズと共に生きる時代の中にあって」の講演会などを通じ社会や 市民との関わりについての研修の場も提供しております。

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