診療

肝胆膵

当グループでは肝胆膵を中心に消化器疾患全般の診療を行っております。

ここでは、代表的疾患についてご紹介いたします。

  1. 原発性肝癌:肝細胞癌をはじめとした肝腫瘍の内科的治療を行っており、総合画像診断の結果に基づいて、治療を選択することで優れた成績が得られております。当科ではラジオ波焼灼療法、エタノール局注療法、肝動脈化学塞栓療法、肝動注療法、ソラフェニブ治療など全ての内科的治療を行っておりますが、これらの治療法に限らず、外科や放射線科とも連携した集学的治療を実践しております。

  2. 門脈圧亢進症:門脈圧亢進症に伴った食道胃静脈瘤や肝性脳症は、超音波内視鏡と3DCTによる血行動態診断に基づいて、治療方針を決定しております。当科では内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)やバルーン閉塞下逆行性静脈瘤塞栓術(B-RTO)の他、薬物治療などを行っております。
  3. 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH):患者さんの病態に応じて、抗酸化剤(ビタミンE)、インスリン抵抗性改善薬、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ARB)などの薬物による集学的治療を行っております。
  4. 胆膵疾患の超音波内視鏡や内視鏡的逆行性膵胆管造影の手技を用いた専門性の高い検査を行っており、診断能の向上に努めております。胆膵悪性疾患による閉塞性黄疸や十二指腸狭窄に対する内視鏡的な胆道ステント留置術や十二指腸ステント留置術のほか、胆道結石や慢性膵炎に対する内視鏡的治療も行っております。化学療法に関しては、切除不能進行膵癌に対する多剤併用療法(FOLFIRINOX, gemcitabine + nab-paclitaxel)や胆道癌に対する併用療法(gemcitabine + cisplatin)も開発されてきており当科でも積極的に導入しております。
  5. 消化管(主に胃、大腸)の早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術を中心とした内視鏡的治療や切除不能進行胃癌、大腸癌に対する化学療法に関しても担当しております。

胆膵4

内視鏡