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滋賀医大の「男女共同参画推進のための県民参加のシンポジウム」で本学二輪草センターの取り組みを発表しました

 

2014年9月26日

ポスター

  平成26年9月26日、滋賀医科大学の男女共同参画推進室により開催された標記のシンポジウムで基調講演をさせていただき、さらにパネル討論に参加させていただきました。私はこれまでの二輪草センターでの取り組み内容と、その成果をご報告させていただきました。その後の意見交換やアンケート調査をみると、男女共同参画の実現に向け、全学を挙げて取り組むことで、大学がひとつの地域社会となって子育てや介護の問題に取り組むことができる、という私たちの信念に賛同をいただけたと感じました。
 他施設の発表からも貴重な情報を多くいただきました。特にパネリストのお一人でいらした奈良県立医大女性研究者支援センターの須崎康恵先生が先輩の発言として紹介していた子育て女性医師にとって高額収入のアルバイトは「麻薬に近い」ということは解決が難しい問題と思いました。また、医科大学におけるハラスメント防止の取り組みも大変勉強になりました。その後、奈良医大で作成されたハラスメント防止DVDをさっそく送っていただき、視聴してみました。誰でも加害者になりうる危険を感じました。立場の弱い部下や学生についつい言ってしまいしそうなNG発言集にドキッとします。職場の雰囲気が気になる方は是非、このDVDを一度は視聴されることをおすすめします。気になったらいつでも二輪草センターに申し込みください。

 報告者:センター長 山本 明美(皮膚科学講座教授)