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和歌山県立医科大学「女性医療人支援フォーラム」

参加報告

2008年2月23日(土)

 2月23日、和歌山県立医大が主催した女性医療人支援フォーラムにパネリストの一人として参加しました。晴れた土曜日の午後という時間帯にもかかわらず、会場には100名ほどの聴衆が集まっていました。私は主に本学の二輪草センターの取組を紹介してきました。事前打ち合わせ、講演、そして、その後のパネルディスカッションを通じてうかがうことのできた貴重な情報を報告いたします。
 まず内閣府の男女共同参画局の神田玲子課長さんからのお話では、政府はわが国が少子化や労働人口の減少が深刻な事態に落ちいって、あちこちで男女共同参画を推進しているようです。私たち二輪草センターの仕事もちょうどその時流に乗っていると感じました。時代の変化に遅れないように活動をしていきたいと思います。
 和歌山県立医大の女性医師支援センターのセンター長である畑埜義男先生のお話では、あちらでは4月から看護師の小学3年生までの学童を対象とした学童保育を開始するそうです。後から対象を医師の子供にも拡大するということです。保育所にあずけているときよりも小学校にあがってからのほうが、子どもが家に帰ってくる時間が早くなって仕事が続けにくいという声をよく聞きます。学童保育は本学でもぜひ今後の検討事項として開始を考えたいと思いました。
 和歌山県立医大の小児科の助教でもある島友子先生は2人のお子さんを育てながら小児科医としての仕事をどのように継続して来たか体験談をお話してくださいました。あちらの支援センターのホームページにも働く女性医師のロールモデルとして応援メッセージを載せておられます。本学の二輪草センターのホームページにもさっそく学内の素敵なロールモデルの方に登場していただくことにしましたので、ご期待ください。

報告者:副センター長 山本 明美