旭川医科大学病院

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時間

平日 午前8:30~12:00

土日祝日・年末年始は休診日です

電話
番号

0166-65-2111(代表)

時間外受付・救急受付は0166-66-9901

内科(循環器・腎臓,呼吸器・脳神経,内分泌・代謝・膠原病,消化器,血液)

循環器内科

診療科について

  • 心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症、心筋症、先天性心疾患、肺高血圧など多種多様な心臓・血管に関わる疾患の診療を行っております。各疾患における急性期治療から慢性期治療、さらにリハビリテーションまで幅広い循環器診療を担い、その中でも高度な技術や設備の必要な最新の治療や、高度医療機器を用いた診断にも力を入れています。
  • 24時間365日いつでも迅速に緊急疾患に対応し、心臓外科・血管外科をはじめとした他診療部門と協力した集約的治療体制を整えています。
  • また道内各地域の関連病院やクリニックと連携し、充実した総合診療を実現しています。
トピックス
  • 狭心症や心筋梗塞に対する冠動脈インターベンション治療
  • 心房細動や頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション
  • 徐脈性不整脈に対するリードレスペースメーカー移植術
  • 重症心不全に対する両心室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)
  • 大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)
  • 僧帽弁閉鎖不全症に対する経カテーテル僧帽弁クリップ術(MitraClip)
  • 心房中隔欠損症に対する経皮的心房中隔閉鎖術
  • 高出血リスク心房細動に対する経皮的左心耳閉鎖術(WATCHMAN)
  • 慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対する経皮的肺動脈バルーン拡張術
  • 潜因性脳梗塞に対する経皮的卵円孔開存閉鎖術
  • 大動脈管開存症に対する経皮的大動脈管閉鎖術
  • 心原生ショックに対する循環補助用心内留置型ポンプカテーテル(IMPELLA)
  • トランスサイレチン型心アミロイドーシスに対する薬物治療(タファミジス)

スタッフ紹介

講師、循環器内科 診療科長

竹内 利治タケウチ トシハル

助教(学内講師)

田邊 康子タナベ ヤスコ

講師(臨床検査・輸血部)

坂本 央サカモト ナカ

助教(学内講師)

蓑島 暁帆ミノシマ アキホ

助教(臨床検査・輸血部)

齊藤 江里香サイトウ エリカ

助教(リハビリテーション科)

伊達 歩ダテ アユミ

助教(臨床検査・輸血部)

河端 奈穂子カワバタ ナオコ

助教

青沼 達也アオヌマ タツヤ

助教

木谷 祐也キタニ ユウヤ

診療助教

徳野 翔太トクノ ショウタ

教授(教育センター)

佐藤 伸之サトウ ノブユキ

特命教授(保健管理センター)

川村 祐一郎カワムラ ユウイチロウ

主な診察内容の紹介

腎臓内科

診療科について

  • IgA腎症などの慢性腎炎症候群、ネフローゼ症候群、常染色体多発性嚢胞腎、急速進行性腎炎症候群、さらにファブリー病などの希少疾患に対する診療を担当しています。
  • 各疾患における最新のガイドラインやエビデンスを参照しつつ、腎生検による病理診断を積極的に行い病態に応じた最善の治療を行うことを心がけています。
  • 糖尿病や高血圧による慢性腎臓病に対しても、保存期から腎代替療法(透析や腎移植)選択導入までの管理を他科と協力しながら行っています。
  • 高血圧については、治療抵抗性や難治性高血圧管理また二次性高血圧の診断治療を担当しています。
トピックス

ファブリー病は国が難病(特定疾患)と指定している遺伝性疾患ですが、治療法のある疾患で、当科は診療経験が豊富です。詳細はこちら

スタッフ紹介

准教授、腎臓内科 診療科長、透析センター長

中川 直樹ナカガワ ナオキ

透析センター 助教(学内講師)

松木 孝樹マツキ モトキ

特任助教

佐久間 寛史サクマ ヒロフミ

主な診療内容の紹介

慢性腎炎症候群

IgA腎症に対しては、腎予後改善のため扁桃摘出術+ステロイドパルス療法を積極的に行っています。

ネフローゼ症候群

原疾患や治療反応性により、ステロイド・免疫抑制剤・リツキシマブさらにアフェレシス療法を組み合わせて治療を行っています。

急速進行性腎炎症候群

原疾患や治療反応性により、ステロイド・免疫抑制剤・リツキシマブを組み合わせて治療を行っています。

常染色体多発性嚢胞腎

適応患者に対しては、腎機能悪化遅延目的にトルバプタンの導入を行っています。

希少疾患

アミロイドーシス、サルコイドーシス、IgG4関連疾患など希少疾患による腎障害について腎生検を行い診断、他科と協力し治療に当たっています。特にファブリー病については経験症例数も多く、症状進行遅延目的に酵素補充療法やシャペロン療法などを積極的に行っています。

慢性腎臓病(CKD)

保存期から腎代替療法導入までの管理を行っています。腎機能悪化遅延を目的に、食事療法を中心とした生活指導、また必要に応じて腎保護効果のある薬剤や対症療法薬を処方しています。残念ながら腎機能が悪化してしまった場合には、患者さんのご希望や生活状況に応じて、腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)の選択について相談しています。

高血圧

一般的な降圧療法にて降圧が不十分な治療抵抗性高血圧または難治性高血圧に対して、二次性高血圧の原因精査や治療を行っています。画像診断や各種負荷試験により診断しますが、副腎腫瘍による原発性アルドステロン症については、手術適応検討目的に副腎静脈サンプリング検査を積極的に行っています。

血液浄化療法

急性腎障害や慢性腎臓病患者の血液透析導入・管理を行っています(維持透析につきましては近隣施設にご紹介しています)。また難治性疾患に対するアフェレシス療法を各診療科からの依頼に応じて行っています。

腎移植

肝胆膵・移植外科のご協力ものと、術前のマージナルドナー精査、周術期のアフェレシス、移植腎生検、移植後慢性期のレシピエント管理を行っています。

呼吸器内科

診療科について

  • 肺がん、肺炎、気管支喘息、肺気腫、気管支炎、肺線維症などの頻度の高い呼吸器疾患と、アスベスト関連肺疾患などの比較的少ない呼吸器疾患の診断、治療を行っています。
  • 肺がんの治療例は年間約100例、気管支鏡検査件数は年間約400例です。多施設共同研究や医師主導治験などを通して最先端の治療を提供します。
  • 気管支喘息は、かかりつけ医でも難治性であった場合に、生物学的製剤を使用した治療や内視鏡治療を受けることができます。
トピックス
  • びまん性肺疾患や肺癌に対する、クライオ生検を行い、より確実な肺生検を行います。
  • 間質性肺炎などの診断として臨床医、画像医、病理医による多職種での議論による統合的なアプローチ(MDD:multi-disciplinary discussion)を行っています。

スタッフ紹介

特任教授(地域医療再生フロンティア研究室)

長内 忍オサナイ シノブ

助教(学内講師)、呼吸器内科 診療科長 がんゲノム診療部

佐々木 高明ササキ タカアキ

助教(学内講師)

南 幸範ミナミ ヨシノリ

助教(感染制御部)

梅影 泰寛ウメカゲ ヤスヒロ

特任助教(地域医療再生フロンティア研究室)

志垣 涼太シガキ リョウタ

脳神経内科

診療科について

脳や脊髄、末梢神経、筋肉の疾患を診療しています。対象疾患としては以下のようなものがあります。

  • 脳梗塞
  • パーキンソン病
  • 脊髄小脳変性症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 多発性硬化症
  • 重症筋無力症
  • 末梢神経障害
  • 筋ジストロフィー
  • 認知症
  • 片頭痛
  • てんかん
トピックス

脳梗塞に対する血栓溶解療法
片頭痛に対するモノクローナル抗体製剤による治療
神経免疫性疾患に対する免疫修飾薬による治療 

スタッフ紹介

講師

澤田 潤サワダ ジュン

診療助教

菊地 史織キクチ シオリ

主な診療内容の紹介

脳梗塞

血栓溶解療法などの急性期治療や再発予防治療などを行っています。脳神経外科などの他の診療科とともに脳卒中センターとして、チーム医療で診療に取り組んでいます。

パーキンソン病

主に薬剤による治療を行っており、手術治療である脳深部刺激療法が対象となる場合には、脳神経外科とともに診療に当たっています。

筋萎縮性側索硬化症

薬剤による治療ならびに多職種による療養支援に取り組んでいます。

多発性硬化症・重症筋無力症

新しい免疫修飾薬を含めた薬剤治療を行っています。

片頭痛

新しい治療であるモノクローナル抗体製剤を含めた薬剤治療を行っています。

認知症

診断や薬剤治療、療養支援に取り組んでいます。

糖尿病・内分泌内科

スタッフ紹介

糖尿病・内分泌内科 副科長

滝山 由美タキヤマ ユミ

主な診療内容の紹介

当科における特色のある診療への取り組みについて紹介致します。

下記代謝内分泌疾患全般の診断治療を行なっています。
糖尿病(1型、2型)糖尿病合併症 妊娠糖尿病 低血糖症 脂質異常症(高コレステロール血症、高中性脂肪血症)高尿酸血症 (痛風) 甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍)下垂体疾患(下垂体腫瘍、下垂体炎)副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、副腎不全、副腎腫瘍)副甲状腺疾患(原発性副甲状腺亢進症、副甲状腺腫瘍など)

リウマチ・膠原病内科

スタッフ紹介

リウマチ・膠原病内科 科長

牧野 雄一マキノ ユウイチ

リウマチ・膠原病内科 副科長

岡本 健作オカモト ケンサク

主な診療内容の紹介

当科における特色のある診療への取り組みについて紹介致します。

関節リウマチ(RA)

関節リウマチ(RA)は遺伝的素因とさまざまな環境要因の組み合わせにより自己免疫応答が惹起され、関節滑膜において炎症が発生し、慢性化した炎症によって関節の軟骨・骨が破壊される疾患です。症状は、朝のこわばり、手・足の指や膝・肘などの全身のさまざまな関節の痛みや腫れといった多発性関節炎が多いですが、間質性肺炎や血管炎などの関節以外の臓器合併症を呈する場合もあります。日本では患者数は約80万人と推定されており、男女比は1:3〜1:4と女性に多い疾患です。以前は治療の選択肢が少なく、疾患のコントロールが難しく、関節変形の進行や、日常生活動作(ADL)の障害が問題になることがたびたびありましたが、日本では2003年から生物学的製剤(Biologics, バイオ製剤)が使用できるようになり、病気のコントロールが格段に改善し、RA治療のパラダイムシフトが生じたと言われるようになりました。抗環状シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)や関節超音波検査、関節MRIなど関節リウマチの診断方法の進歩もありました。また、早期に関節リウマチを診断して適切に治療する治療推奨やガイドラインも作成され、関節リウマチの基本薬とされるメトトレキサート(MTX)を中心とした治療戦略が確立されてきました。MTXによる治療で効果不十分な場合やMTXによる治療が副作用などのために使用できない場合にバイオ製剤を使用し疾患活動性を制御する治療戦略が取られています。また、日本では2013年から生物学的製剤と同程度の強力な炎症抑制作用・骨破壊抑制作用を有し、経口投与が可能なヤーヌスキナーゼ(JAK)阻害薬という新しい薬が使用できるようになり、RAの治療はさらに進化を続けています。一方で、高齢化社会におけるRA発症年齢の高齢化の問題や、合併症を多く有する患者さんの増加が問題になっています。高齢や合併症を有する場合には治療選択に制約が生じることが多く、リスクを考慮した治療が必要になります。当科ではそのような患者さんの治療も行っており、疾患の特性から、呼吸器内科、消化器内科、血液内科などの関連科と連携した総合的な診療も行っています。

その他の膠原病および類縁疾患

全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、混合性結合組織病、抗リン脂質抗体症候群、シェーグレン症候群、ANCA関連血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)、巨細胞性動脈炎、高安動脈炎、ベーチェット病、成人スティル病等についても多くの診療実績があります。近年、膠原病および類縁疾患の治療は、新規の免疫抑制剤・生物学的製剤の登場、適応追加などに伴い新たな局面を迎えています。また、深刻な臓器合併症、感染症など有害事象への対応が著しい進化を遂げています。治療の高度化に対応し、よりよい疾患予後を実現させる専門診療に取り組んでいます。

消化器内科

スタッフ紹介

消化器内科 科長

奥村 利勝オクムラ トシカツ

消化器内科 副科長

藤谷 幹浩フジヤ ミキヒロ

消化器内科 副科長

麻生 和信アソウ カズノブ

診療内容

当科は消化管・胆膵・肝臓の3グループに分かれ、良性・悪性疾患、救急疾患を含め、すべての消化器疾患に対して高い専門性を有して診療を行っております。当科における特色のある診療への取り組みについて紹介致します。

(1)消化管疾患

  • 機能性消化管疾患(機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群など)の診断治療
    他院で治療に難渋している症例もご紹介頂き、改めて精密な診断を行い隠れている他の疾患はないか検討するとともに、薬物療法のみではなく、全人的な診療にあたっています。
  • 食道アカラシアに対する内視鏡治療
    当科は経口内視鏡的筋層切開術(POEM)の施行が可能な道北で唯一の施設であり、多数の患者さんが紹介され、治療を受けています。
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病・ベーチェット病など)の診断治療
    各種内視鏡検査(上下部消化管内視鏡検査・カプセル内視鏡・小腸内視鏡)やMRIなどを用いた精密な診断に加え、多種多様な生物学的製剤や免疫抑制剤を用いた専門性の高い治療を行っており、道北・道東地域から多数の症例のご紹介を頂き、連携しながら診療にあたっています。治験にも積極的に参加しており、加えて腸内細菌由来活性物質を用いた新規治療開発を当科主導で行っています。
  • 消化管悪性腫瘍(食道癌・胃癌・十二指腸癌・大腸癌)に対する内視鏡治療・化学療法
    早期癌に対しては最新の内視鏡機器や技術を取り入れ、精密な診断の下に内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)といった内視鏡治療を積極的に行っております。食道・胃・大腸に加え、技術的に困難とされる十二指腸の病変に対しても、消化管外科と連携しながら積極的に内視鏡切除を行い、患者さんへの負担の少ない治療を心掛けております。手術が困難な遠隔転移を有する進行癌に対しては化学療法(抗がん剤)を行います。多剤併用化学療法に加え、近年進歩が著しい免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を用いた治療にも積極的に取り組んでおります。がん遺伝子パネル検査による治療法のご提案にも積極的に取り組んでおります。

(2)胆膵疾患

  • 膵胆道腫瘍(膵癌・膵管内乳頭粘液性腫瘍・胆管癌・胆嚢癌・乳頭部癌など)の診断と治療
    各種画像検査や内視鏡検査を駆使した膵胆道癌の精密診断を行っています。内視鏡的胆管・膵管ステント留置によるドレナージ、乳頭部腫瘍に対する内視鏡的乳頭切除術、超音波内視鏡下穿刺吸引術(EUS-FNA)による組織診断を行っています。術後再建腸管に対しダブルバルーン内視鏡を用いた処置を行い、経乳頭的処置が困難な症例に対してはEUS-FNAの技術を応用した超音波内視鏡下胆道・膵管ドレナージや、仮性嚢胞・術後膿瘍・壊死組織に対する経消化管的治療(EUS-TD)、経皮経肝的処置なども積極的に行っております。他院において治療困難な症例(良性疾患含む)や術後合併症対応の紹介も受けております。
  • 膵胆道癌(膵癌・胆管癌・胆嚢癌)に対する化学療法・早期診断
    これらの癌に対する化学療法(抗がん剤)を行っています。近年では、従来行われてきた多剤併用化学療法だけでなく、新たに標準治療になっている免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を用いた新しい治療も行っています。また、がん遺伝子診療部と連携し遺伝子パネル検査を用いた治療法の検索と検査結果に基づいた最適な治療のご提案も行っています。さらに、当科では血液や膵液中の微量ながん遺伝子の検出技術を研究開発し、難治癌である膵癌や胆道癌の早期診断への応用を目指した取り組みを進めています。
     

(3)肝臓疾患

  • ウイルス性肝炎(B型・C型肝炎など)、非アルコール性脂肪性肝炎の診断と治療
    ウイルス性肝炎に対しては、経口抗ウイルス薬やインターフェロンを用いた治療を行っています。近年増加している非アルコール性脂肪性肝炎に対しては、超音波やMRIなどを用いた精密診断を元に、生活指導や薬物治療を含めた内科治療に取り組んでおります。
  • 肝硬変、門脈圧亢進症の集学的治療
    肝硬変や門脈圧亢進症を背景とした食道胃静脈瘤や肝性脳症などは、超音波内視鏡と3DCTを用いた血行動態診断を行い、治療方針を決定しております。当科では内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)やバルーン閉塞下逆行性静脈瘤塞栓術(B-RTO)の他、薬物治療など集学的治療を行っております。
  • 肝細胞癌の精密病態診断と集学的治療
    肝細胞癌に対して、各種画像検査を用いた早期発見・早期診断に取り組んでおり、特に造影超音波検査による精密病態診断を積極的に行っております。これにより、超音波ガイド下でのラジオ波焼灼療法や血管造影下でのカテーテル治療、および外科的治療といった集学的治療の精度向上を図っております。また、進行肝細胞癌には免疫チェックポイント阻害薬と分子標的薬の組み合わせによる複合免疫療法の導入により、治療成績が向上しております。

血液・腫瘍内科

スタッフ紹介

血液・腫瘍内科 副科長

進藤 基博シンドウ モトヒロ

診療内容

当科における特色のある診療への取り組みについて紹介致します。

貧血(鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、赤芽球癆、悪性貧血、自己免疫性溶血性貧血など)、血液腫瘍(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫、成人T細胞性白血病/リンパ腫、原発性マクログロブリン血症、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、慢性骨髄増殖性疾患など)に対する化学療法・骨髄移植・末梢血幹細胞移植・さい帯血移植、出血傾向(発性血小板減少性紫斑病、血友病、フォンビルブランド病など)、HIV感染症などの疾患の診療に当たっています。

慢性骨髄性白血病(CML)

CMLは、中・高年者に発症する慢性的に白血球が増加する病気です。病初期には無症状で、次第に全身倦怠感・微熱・体重減少や肝脾腫が出現します。検査値の特徴は、幼若顆粒球や好酸球、好塩基球の増加を伴った白血球の増加(通常は10000/ul以上)や血小板増加、LD・尿酸値高値などです。最近では検診などで白血球増加から偶然に発見されるケースも増えています。CMLの確定診断は骨髄検査により病気の本態であるフィラデルフィア染色体の証明が必要です。長年CMLは、骨髄移植以外完治しない不治の病とされてきましたが、2002年4月よりイマチニブという内服のチロシンキナーゼ阻害薬が日本でも認可となりました。その後、ニロチニブやダサチニブ、ボスチニブ、ポナチニブ、アシミニブが使用可能となり、これまでの抗がん剤を用いた治療方法と比べ、治療成績は飛躍的に改善されました。

近年、チロシンキナーゼ阻害薬で分子遺伝学的完全寛解に到達したCMLの患者さんを対象に、治療の中断を試みる臨床試験が行われ、チロシンキナーゼ阻害薬を中止できる患者さんもいらっしゃるようになりました。

多発性骨髄腫(MM)

MMは、骨髄内の形質細胞が腫瘍化して増殖することにより多彩な症状を引き起こす50~70歳台に多い病気です。よく見られる症状として、骨痛(腰・背中・肋骨)や倦怠感・めまい・頭痛・むくみなどです。病気が進行すると、病的骨折や高カルシウム血症による意識障害も見られます。検査値の異常としては、正球性貧血・総蛋白高値・腎機能異常・血清/尿M蛋白陽性などで、X線写真にて多数の骨溶解病変が見られることがあります。診断は、M蛋白陽性と骨髄検査での異常形質細胞の証明によりなされます。

MMは、確実に完治を来す標準的治療法が確立されておらず、年齢や進行度に応じて治療方針を決定します。当科では、比較的若年者(65歳以下)の患者さんに対して自家末梢血幹細胞移植を行っているほか、ボルテゾミブ、サリドマイド、レナリドミド、ポマリドミド、カルフィルゾミブ、エロツズマブ、イキサゾミブ、ダラツムマブ、イサツキシマブなどの分子標的薬も積極的に取り入れ、MM患者さんの治療成績向上に努めています。さらに疾患の特徴から、院内他科(整形外科・リハビリテーション科・放射線科・循環器内科・腎臓内科・緩和ケア科・歯科口腔外科など)とも協力し、多職種連携のうえ、総合的な診療を行っております。

外来診療担当医表

当診療科の「外来診療担当医表 」は下記リンクよりご確認ください。

外来のご案内

消化器内科:2階 21番
循環器内科/腎臓内科/呼吸器内科/脳神経内科:2階 22番
糖尿病・内分泌内科/リウマチ・膠原病内科/血液・腫瘍内科:2階 23番

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入院のご案内

循環器内科/腎臓内科:9階西(呼吸循環器センター)
呼吸器内科/脳神経内科:7階東
糖尿病・内分泌内科/リウマチ・膠原病内科/消化器内科:7階東
消化器内科:6階西(消化器センター)
血液・腫瘍内科:5階西

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