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ステントグラフトによる大動脈瘤破裂例の救命戻る

破裂性大動脈瘤の治療は一刻を争います。救急室から直ちにハイブリッド手術室に搬入することにより、検査を行いながらステントグラフト内挿術を行うことが可能となり救命率が格段と向上しました。(図) ステントグラフトは旭川市内に確保されており、休日夜間に関わらず、破裂例に対応できる体制を整えております。

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破裂性腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術中の造影写真
左:初回血管造影、瘤の左背側に造影剤の漏れを認める。5倍希釈造影剤でも十分な診断が手術中に可能である。
右:ステントグラフト内挿術終了時の血管造影像。破裂した動脈瘤は治療されている。