旭川医科大学 実験実習機器センター

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Information

走査電子顕微鏡(SEM)試料作製受託サービス 組織室(実験実習機器センター2 1階)                  一覧に戻る
 担当職員:官野(8627) 副担当:智内(8628)、井元(8629)

サービスのご案内

 1. FFPE組織標本、凍結組織標本と培養細胞を用いたSEM標本作製を行います。
 2. FFPE組織の標本作製は、病理組織受託サービスと組み合わせ、FFPEブロック作成、薄切、スライドへの貼付、脱パラフィンも一連の工程として別料金加算で受け付けいたします。凍結組織の薄切、 標本作製も同じく別料金加算で受け付け可能です。
 3. 培養細胞は、2.0%グルタルアルデヒド液での1次固定までを実施した標本を対象といたします。遊離細胞などの試料は濾紙やメンブレンフィルターなどで試料懸濁液を濾過したものを、濾紙ごと固定・乾燥処理後、台載せを行います。

受付試料

・FFPE組織スライド
・凍結組織スライド
・培養細胞

試料作製内容

タンニン酸処理→オスミウム酸2次固定→脱水→t-ブチルアルコール脱水・凍結乾燥処理→台載せ→金属コーティング(白金パラジウム)

試料の受付方法


・依頼書(ExcelPDF記入例)は、当ページからダウンロードいただけます。
・まずは依頼前にPHS 8627 (官野)までご連絡ください。その後、依頼書と試料をご提出願います。
  ※培養細胞は固定液(2.0%グルタルアルデヒド液)に入れてご提出ください。
  ※グルタルアルデヒドは純水、PBSのいずれの希釈方法でも使用可能です。
  ※丸形カバーグラスに細胞を培養し、固定にはお持ちの容器をご使用ください。
  ※遊離細胞などの試料は濾紙やメンブレンフィルターなどで濾過し、濾紙ごと固定してください。
・試料提出の際に作製した試料の破損を防ぐため、返却容器をお持ちください。
・ご不明な点がございましたらkiki_tissue@asahikawa-med.ac.jpまでお気軽にご相談ください。

注意事項

・使用する機器の都合上、一度に受付できる試料の数は3つまでとさせていただきます。
・感染性のあるサンプルにつきましては、当部門にて取り扱いができないため受け付けておりません。

利用料金

 1試料作製につき4,500円