第1　この要項は，国立大学法人旭川医科大学における謝金の支給について必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2　この要項において次の各号に掲げる用語の定義は，それぞれ当該各号の定めるところによる。

(1)　謝金　教育，研究及び管理運営等に必要な指導，助言，業務補助等(以下「業務」という。)に対する謝礼をいう。

(2)　謝金業務実施責任者　謝金を伴う業務の実施責任者をいう。

(3)　謝金業務従事者　謝金を伴う業務に従事する者をいう。

(適用範囲及び基準単価)

第3　謝金の適用範囲および基準単価は謝金単価表(別表)による額を限度として，予算の範囲内で定めることができる。

(謝金業務従事者への事前説明)

第4　謝金の支出をする場合，謝金業務実施責任者は，あらかじめ謝金業務従事者に対し，業務内容及び謝金支出額について説明し，了承を得なければならない。ただし，業務が研究補助業務等の継続的に従事する場合は，別紙様式1「研究協力者依頼書」を作成し，業務開始日より前に会計課会計総務係に提出するものとする。この場合，同係において，謝金業務従事者に内容確認を行うものとする。

(業務開始前の事務手続)

第5　謝金業務実施責任者は，業務が開始される前に，次の各号に掲げる書類を会計課会計総務係に提出するものとする。

(1)　事務局各課及び監査室において謝金を支出する場合　別紙様式2「謝金支出伺」

(2)　各講座・学科目，センター等並びに病院の各診療科，部・室及びセンターにおいて謝金を支出する場合　別紙様式3「謝金支出願」

(業務終了後の事務手続)

第6　業務が完了した場合，業務実施確認後速やかに，次の各号に掲げる書類を会計課会計総務係に提出するものとする。

(1)　講演や指導・助言等に係る謝金を支出する場合　別紙様式4「完了報告書」

(2)　研究補助業務等に係る謝金を支出する場合　別紙様式5「業務週報」(謝金業務従事者が週に一度)及び別紙様式6「謝金計算書」(謝金業務実施責任者が月に一度)

(3)　病理解剖及び系統解剖に対する祭祀料等に係る謝金を支出する場合(ただし，小口現金で支出する場合を除く。)　別紙様式7「謝金の支出について」

(雑則)

第7　この要項に定めるもののほか，謝金支給事務に関し必要な事項は，別に定める。

附則

謝金単価表

※特別講演：記念式典等における記念講演的な性格を有し，かつ，特別なテーマで著名人に依頼した場合

一般講演：特別講演謝金以外のもので，講師として専門的なテーマで依頼した場合

(1)　上記による単価表によりがたい場合は，他の根拠に基づいて算出することができる。

(2)　著名人等に対しては，社会通念の慣行料金等を参考として算出することができる。