第1　この要項は，旭川医科大学臨床シミュレーションセンター規程(平成21年旭医大達第52号)第5条の規定に基づき，旭川医科大学臨床シミュレーションセンター(以下「センター」という。)の管理及び運営に関し，必要な事項を定めるものとする。

(職員)

第2　センターを円滑に運営するため，次の職員を置く。

(1)　医療技術インストラクター

(2)　事務職員

(施設等)

第3　センターに，次の施設及び設備(以下「施設等」という。)を置く。

(1)　コンピュータ・アシストラボラトリー

パーソナルコンピュータ，視聴覚機器及びビデオ教材等

(2)　基本的臨床スキルズ・ラボラトリー

採血，切開・縫合，導尿，直腸診，内診用等の模型等

(3)　心肺機能・救命救急スキルズ・ラボラトリー

心肺機能及び救命救急に必要なクリニカル・スキルのシミュレーションモデル等の演習装置・機器等

(4)　感覚器診断スキルズ・ラボラトリー

眼科，耳鼻咽喉科等の感覚器診断の器具，模型等

(5)　手洗い練習室

手洗い練習のための設備等

(6)　教員室兼教材作成室

教材作成のためのビデオカメラ，模擬面接の練習等の設備等

(使用の範囲)

第4　センターを使用できる者は，次のとおりとする。

(1)　教授，准教授，講師及び助教

(2)　医員及び研修医

(3)　病院のコ・メディカル職員

(4)　大学院学生

(5)　学部学生

(6)　学外の医療従事者

(7)　その他センター長が適当と認めた者

(使用の許可)

第5　第4第1号から第5号までの者は，センター使用申込書(以下「使用申込書」という。)(様式1又は様式2)をセンター長に提出し，その許可を受けることにより，使用することができる。

2　第4第6号及び第7号に掲げる者は，使用申込書(様式3)をセンター長に提出し，その許可を受けることにより，使用することができる。

(使用日)

第6　センターは，次に掲げる日は，使用することができない。ただし，センター長が事前に許可した場合は，使用することができる。

(1)　日曜日及び土曜日

(2)　国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する日

(3)　12月28日から翌年1月4日まで

(4)　その他センター長が定めた日

(使用時間及び入退室)

第7　センターの使用時間及び入退室は，次のとおりとする。

(1)　使用時間は，24時間とする。ただし，学部学生が自習で利用する場合は，午前8時30分から午後8時までとする。なお，特別な事由(実習の関係に限る。)により学部学生が午後8時を超えて自習で利用する場合は，実習指導教員の承諾のもと利用申請書(様式4)を事前にセンターに提出すること。また，第4第6号及び第7号の者はセンター長が許可した時間とする。

(2)　第4第1号から第5号までの者は，身分証明書(学生証)で入室可能とする。

(3)　退室するときは，別に定める使用記録簿に所定の事項を記入すること。

(物品借用)

第8　第4第1号から第3号及び第7号の者は，物品借用申込書(様式5)をセンター長に提出し，その許可を受けることにより，センター内のシミュレーター等を外部(学内を含む)に持ち出すことができる。

(禁止事項)

第9　センターの使用に当たっては，次に定める行為をしてはならない。

(1)　目的以外の用途に使用し，又は転貸すること。

(2)　施設，設備，備品等を無断で移動すること。

(3)　施設，設備，備品等を改廃又は新設すること。

(遵守事項)

第10　センターの使用に当たっては，次に定める事項を遵守しなくてはならない。

(1)　火気の取扱い及び火災予防に注意すること。

(2)　使用後は，施設の整理整頓及び消灯を行うこと。

(3)　施設，設備，備品等を損傷し，滅失し，又は著しく汚損した場合は，ただちにセンターに届け出ると共に，その指示に従うこと。

(4)　その他，適正な使用に努めること。

(使用の中止)

第11　使用者が，この要項に違反したときは，使用を中止させることがある。

(損害賠償の義務)

第12　施設の使用者は，その責に帰すべき事由によりセンターの施設，設備，備品等を損傷し，又は滅失し，本学に損害を与えたときは，これを賠償するものとする。ただし事情によっては，その責任を減免することができる。

(雑則)

第13　この要項に定めるもののほか，センターの管理運営に関し必要な事項は，センター長が別に定める。

附則