○旭川医科大学における大型設備の調達に係る仕様策定等に関する取扱要項
平成16年4月1日
学長裁定
(趣旨)
第1 旭川医科大学(以下「本学」という。)における大型設備の調達(政府調達に関する協定が適用される設備の調達をいう。以下同じ。)を行う場合の取扱いについては，この要項の定めるところによる。
(仕様策定委員会)
第2 本学において，大型設備の調達を行う場合には，その都度，調達しようとする設備(以下「設備」という。)の仕様の策定を行うため，仕様策定委員会(以下「委員会」という。)を置くものとする。
2 委員は5人以上の委員をもって構成するものとする。
3 委員の委嘱は，学長が行うものとし，委員のうち1人以上は事務局企画調整役(総務・教務担当)，事務局次長(病院担当)，課長，課長補佐等を委嘱しなければならない。
4 学長が必要と認めた場合は，他大学等の職員を委員に委嘱することができる。この場合においては，あらかじめ当該他大学等の長の同意を得なければならない。
5 委員の委嘱に当たっては，書面により委員の任務を明らかにして行うものとする。
6 委員会に，委員長を置き，委員の互選により選出する。
7 委員長は，委員会を招集し，議長となる。
8 委員長に事故があるときは，あらかじめ委員長が指名した委員がその職務を代行する。
9 委員会が必要と認めたときは，委員会に委員以外の者の出席を求め，説明又は意見を聴くことができる。
10 委員の任期は，委嘱を受けた日から第4に規定する報告を終えた日までとする。
(委員会の任務)
第3 委員会は，仕様の策定に当たり次に掲げる事項について，専門的観点から調査・検討するものとする。
(1) 設備の機能及び性能等に関すること。
(2) 設備に関する関係資料等の収集に関すること。
(3) その他仕様の策定に関し必要と認める事項
2 委員会は，関係資料等の収集に当たって可能な限り多数の供給者から幅広く，かつ，公平に行うものとする。
3 仕様内容は，教育研究等の必要性に配慮しつつも可能な限り必要最小限のものとし，競争性が確保されるような仕様を策定するものとする。
4 委員会により策定された仕様内容原案は，可能な限り多数の供給者に対して公平に説明会を開くなどにより説明を行い，供給者からの意見を聴取した上で仕様内容を決定するものとする。
5 委員会は，仕様の策定過程において，教育研究等の必要性により機種が特定されることが想定される場合には，仕様内容の決定前に，学長の承認を得るものとする。
6 委員会は，開催の都度審議内容についての議事要旨を作成するものとする。
(報告)
第4 委員会は，仕様を策定したときは，第3第6項の議事要旨を添付して学長に報告するものとする。
(技術審査職員)
第5 学長は，国立大学法人旭川医科大学会計規程(平成16年旭医大達第152号)第18条第2項の規定に基づき，技術審査を行う職員(以下「技術審査職員」という。)を命ずるものとする。この場合において，処理すべき事務の範囲を明らかにした書面を交付するものとする。
2 学長は，技術審査職員を2人以上命ずるものとする。
3 技術審査職員と仕様策定委員との重任は，原則として認めないものとする。
(技術審査職員の任務)
第6 技術審査は，応札者の提案した設備が本学の仕様を満たしているか否かについて，応札者から提出された書類等に基づき行うほか，応札者から十分な説明を受けて行うものとする。
2 技術審査に当たっては，応札仕様の一覧表及び技術審査結果を記録するための技術審査表を作成するものとする。
3 技術審査職員は，技術審査の結果について報告書を作成し，前項の応札仕様の一覧表等を添付し，学長に報告するものとする。
(技術審査結果の通知)
第7 学長は，技術審査の結果不合格となった応札者に対しては，理由を付した書面で通知するものとする。
(庶務)
第8 委員会の庶務は，会計課において処理する。
(雑則)
第9 この要項に定めるもののほか，必要な事項は，学長が別に定める。
附則
この要項は，平成16年4月1日から実施する。
附則(平成30年1月15日学長裁定)
この要項は，平成30年1月15日に実施し，改正後の第2第3項の規定は平成30年1月4日から適用する。
附則(令和3年8月23日学長裁定)
この要項は，令和3年8月23日に実施し，改正後の第2第3項は，令和3年4月1日から適用する。
附則(令和3年9月3日旭医大達第146号)
この規程は，令和3年9月3日から施行し，令和3年4月1日から適用する。
附則(令和4年5月13日学長裁定)
この要項は，令和4年5月13日に実施し，改正後の第2第3項の規定は，令和4年4月1日から適用する。