ニュースレター
(2021年1月発行)

ニュースレター「CSC通信」。
3ヵ月に一度程度のペースで発行しています。

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利用上の注意
臨床シミュレーションセンターをご利用頂くに当たり、注意事項をまとめました。ご一読願います。




CSCスタッフ
・センター長:本間大
(国際医療支援センター 教授)
・事務員:津野友花
・看護師:九鬼智子・平塚志保


救急科 救急科研修医対象の医療面接練習(毎週月曜日 16:00~17:30)

救急科による医療面接練習は、毎週月曜日16:00~17:30で年間予約を頂いています。
外部からSPさん(模擬患者さん)を招き、様々な場面の医療面接(問診)の練習を行っています


実際の場面を想定したリアル感のある医療面接練習

問診の練習はOSCEの時にもありますが、ここで行われている医療面接練習は、外部から模擬患者さんを招いて、その方を相手にしたものです。
医療の心得のある医師や学生を相手にするものと違い、医療については素人の方を相手にするので、言葉一つ、態度一つをとっても気遣いが重要になります。


模擬患者さんのパターンはいくつも用意されており、それらは実際に来院された患者さんがモデルとされています。
患者さんにも一人ずつ個性があるので、研修医はそれぞれに対応した応対をしていかなければいけません。


患者さんに尋ねる際は、“オープンクエスチョン”で尋ねることを心がけることが重要です。
患者さんからいかに情報を引き出せるか、その情報をもとにどれだけの症状を推測できるかで、その後の的確な処置へ導けるかがかかってきます。


研修医は基本的に複数人でレクチャーを受け、一人が医療面接練習をしている間、他の研修医はその様子を見ながら気づいたことなどをメモしたり、面接者の評価をしていきます。
研修医それぞれにも個性があるので、良いと思ったフレーズや対応などを真似し、お互いにスキルを高め合っていけます。


面接終了後は、救急科の医師や見ていた研修医による評価を受け、反省点などを確認していきます。
最後に模擬患者さんからも評価を頂き、医療とは別の視点から見える自分の弱点などを見出すことができるようになります。

実になることも多く、研修医の中には繰り返しレクチャーを受ける方もいらっしゃいます。


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