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教育センター

教育センター

教育センター

センター等について

教育センターは、医学科・看護学科の教育を体系的に計画することを目的に平成19年に設置され、カリキュラム部門、共用試験部門、臨床実習部門、チュートリアル教育部門、地域医療教育部門、FD・授業評価部門の6部門で構成されております。平成20年には「高大病連携によるふるさと医療人育成の取組」、が文部科学省選定GP「質の高い教育プログラム」に選定され、国の補助金は平成22年度で終了しましたが、その後も旭川医科大学独自の事業として継続しています。
主な業務は、教育システム、カリキュラム、チュートリアル教育、共用試験(CBTおよびOSCE)、卒前臨床教育、地域医療教育、早期体験実習、地域医療実習、看護学実習、FD活動、授業評価、その他教育、学生支援に係わる中期計画等の実施に関する事の調査、研究並びに企画、実施及び評価等に関する事です。

センター長挨拶

教授 : 佐藤 伸之

旭川医科大学は、教育理念として「豊かな人間性と幅広い学問的視野を有し、生命の尊厳と高い倫理観を持ち、高度な知識・技術を身につけた医療人及び研究者の育成」を謳っています。これらを実現するためには、既存の知識を受容するだけでなく、自ら新しい知識を獲得し、応用する力を身に付け、たゆまぬ努力により確かな技術を習得すると同時に、優れた教養と人間性を育むことができる教育システムが不可欠です。このために教育センターでは、専任の教授2名と講師1名(兼任)、助教1名(兼任)の4人が中心となり各講座の先生方のご協力をいただきながら、より良いカリキュラムを開発するとともに、大学としての教育力向上を図るために専門的な対応をしています。時代が大きく変わろうとしている現在においては、これまで以上に社会からの期待や多様なニーズに応えられる卒業生を輩出することが必要になると思われます。学部教育は大学としての核心的な活動であり、教育センターは、入学センター、卒後臨床研修センター、地域共生医育統合センターとも密な連携をとりつつ、より良い教育の実現のために今後も努力を続ける所存です。皆様のご協力、ご支援をお願いいたします。

スタッフ紹介

教育センター長・教授

佐藤 伸之サトウ ノブユキ

教育センター副センター長・教授

野津 司ノヅ ツカサ

教育センター 講師(兼務)

井上 裕靖イノウエ ヒロヤス

教育センター 助教(兼務)

齋藤 江里香サイトウ エリカ

主な業務

CBT・OSCE

医学科

臨床実習への準備として、第4学年には、医療系大学間教養試験実施評価機構が提供するCBT(コンピューターを用いた客観的試験)が行われ医学生が臨床実習を始める前に備えるべき必要最小限の総合的知識の確認が求められます。これに引き続く「臨床実習序論」では、臨床実習に臨む態度や技術を集中的に学習することが可能です。この中では、OSCE(客観的臨床能力試験)が行われ、臨床実習を始める前に備えるべき必要最低限の基本的診療技術と態度が評価されます。
第6学年には、アドバンス臨床実習終了時に医療系大学間教養試験実施評価機構が提供する臨床実習後OSCE(客観的臨床能力試験)が行われます。この試験は、技術・態度を評価する総合試験であり、卒業要件となっています。


看護学科

第3学年後期からの隣地看護学実習へ出るための要件として、必要な科目(技術テスト含む)のすべてを習得し、OSCE(客観的臨床能力試験)に合格しなければ履修することは出来ません。

卒前臨床実習

医学科

第4学年1月から始まる臨床実習は、ベッドサイドラーニングで全科をローテイトし、その後、クリニカルクラークシップ(診療参加型実習)において、4週間を1ユニットとして基本診療科を中心に第5学年から第6学年に必修で展開されます。第6学年には希望診療科を選択できるアドバンス臨床実習が展開されます。


看護学科

第3学年後期から第4学年前期にかけて臨地看護学実習(成人・精神・高齢者・小児・母性・在宅)が展開されます。

SP(模擬患者)養成

本学では、平成23年度よりSP(模擬患者)養成を行っています。
現在、6名の方々が本学医学科、看護学科の実習・演習でSPとして活躍しています。また、毎週月曜日には、研修医の医療面接研修会での患者役としてお手伝いいただいています。

高大病連携によるふるさと医療人育成の取組

「高大病連携によるふるさと医療人育成の取組」は、「地域社会が地域の医師を育む」という観点から、本学が地域の高等学校や地域医療機関と連携し、高校生に「医療人としての職業観」の自覚を促すことを目的とした実習体験等を提供することにより、入試制度から学部教育、卒後研修までを一貫統合して、将来地域医療に従事する医療職者、すなわち「ふるさと医療人」を育もうという全学を挙げた取り組みです。
この活動は、北海道内各地の医療職を志す若者が大学を卒業した後に、地域医療のヘルスコーディネーターとして活躍できるように生涯学習を実践し、後継者の育成が出来る人材となる事を目標とし、平成20年度に文部科学省の質の高い大学教育プログラム(教育GP)に選定されています。国の補助金は平成22年度で終了しましたが、その後も旭川医科大学独自の事業として継続しています。