小児がん・AYA世代のがん

【小児がん】

小児がんとは、一般的に15歳未満にみられるがん(腫瘍しゅよう)のことです。
白血病、リンパしゅ脳腫瘍のうしゅよう神経芽腫しんけいがしゅなどさまざまなタイプがあり、体のあらゆるところに発生するため細かく分類されています。治療法も、がんの種類や場所、広がりにより異なります。
当院では、薬物療法やくぶつりょうほうなど内科的治療ないかてきちりょうを担う小児科を中心に各診療科かくしんりょうか病棟びょうとう外来がいらい地域医療連携室ちいきいりょうれんけいしつ等の院内スタッフをはじめ、地域の医療機関いりょうきかん福祉機関ふくしきかん教育機関きょういくきかんとも連携し治療や在宅ケアを行っています。
治療後数か月から数年後に、がんの発症はっしょうによる影響や、薬物療法、放射線療法などの治療の影響によって晩期合併症ばんきがっぺいしょうを生じる可能性があります。
晩期合併症には体の症状や二次がんだけでなく、精神的・社会的な問題なども含まれます。児の個別の状況に合わせて長期の経過観察(長期フォローアップ)が必要になり、当院では小児科と成人診療科せいじんしんりょうかが連携して切れ目のないフォローアップを行っています。

〇リンク

AYA世代のがん

【AYA世代のがん】

AYA世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、一般的には15~39歳までの世代とされています。

この世代は子供から大人へと移行していく転換期で、就学や就労、結婚や出産、育児といった様々なライフイベントが起こる時期です。

AYA世代の方が「がん」と診断された場合、一人一人の患者さんの状況に合わせたサポートが求められています。

このようなご心配はありませんか?
◆長期フォローアップについて◆

・治療は終了したが後遺症について気になることがある。
・がんの経験によるこころや社会的な悩みがある。
・治療を受けていた病院から離れてしまったが相談したいことがある。

◆就学や就労について◆

・病気について職場や学校にどのように伝えたらよいかわからない。
・今の仕事を続けるか、他の仕事をするか悩んでいる。
・就職や再就職に向けた準備をしたい。
・治療をしながら仕事や通学を続けたい。

◆生殖医療について◆

・妊娠や出産など将来への影響を知りたい。
・精子や卵子保存などについて知りたい。

〇リンク
旭川医科大学病院がん相談支援センター
・療養上の不安や悩みについて
・治療の副作用と上手に付き合いたい
・自宅での療養や退院後の支援について知りたい
・きょうだいの対応について知りたい
・セカンドオピニオンについて聞きたい
・不安な気持ちを聞いて欲しい
・同じような経験のある方と話をしてみたい
・痛みなどの辛い症状を和らげたい
・緩和ケアを受けたい

がん相談支援センター 旭川医科大学病院 腫瘍センター 平日 8:30~17:15 TEL 0166-69-3231

http://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/tuc/
センター長のお話 がん相談支援センターがん診療連携拠点病院北海道の拠点病院がん患者サロン病気と仕事セカンドオピニオン希少がん小児がん・AYA世代のがん外来化学療法センター外来化学療法点滴センターの利用状況院内がん登録がん登録情報 QI研究 緩和ケア
お問い合わせ方法
旭川医科大学病院 腫瘍センター 地域がん診療連携拠点病院
〒078-8510 旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号 TEL 0166-69-3232 FAX 0166-69-3239

Copyright (C) 2010-2014 Asahikawa Medical College Hospital.