旭川医科大学病院 リハビリテーション科

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教育・研修

研修の目的と特徴

当科での研修目的は、基礎的臨床能力、全般的リハビリテーション(以下リハビリ)医学、研究・教育について指導・育成することです。

リハビリ医療を必要とする高齢者、または脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患、循環呼吸器疾患等の患者は多様な合併症や併存疾患を有することが多く、リハビリ訓練を遂行する際には各疾患はコントロールされている必要があります。さらにリハビリ医には機能障害のみならず、能力低下を多角的・横断的診察で評価することが求められています。以上より、リハビリ科は総合診療能力の習得に最も重点を置いています。またこの点は臨床医である以上、常に知識の更新に努めなければなりません。従って当科では再度、基礎的臨床能力を共に構築していきます。

リハビリ医学の研修は、標準レベルの知識、技術を習得し、常に最新のEBMを念頭に、リハビリチームを統括できることを目標としています。また関連病院と提携して、日本リハビリ医学会専門医の受験資格として十分な経験と知識、技術が身に付くようなプログラム内容となっています。当科ではまず、基礎的臨床能力とリハビリ医学の習得を目指します。

さらに研究・教育に関しても、最先端科学の追究、リハビリ医学の啓蒙・普及という大きな理念のもとに、生涯のテーマを見出す機会を提供していきたいと考えています。一方で研究・教育分野をどこまで追求するかは、個人の描く医師像や人生設計などで総合的に判断して考えるべきであり、どのような希望に対しても当科はサポートできる体制を心がけています。

我々が考えるリハビリ医像

具体的対策

基本的臨床能力
日常臨床業務において、リハビリ医療を行う際に必要な総合診療能力を持ち、全身管理のできる医師となることを目指します。
 
リハビリ医学
各関連施設と連携して、専門医取得に必要な症例数を経験する中で、リハ医として必要な知識、技術を身につけ、チームリーダーとしての臨床能力をもつ全人的な医師となることを目標としています。
研究
リサーチカンファレンスなどで、将来に向けた研究テーマをもちながら、学会・論文発表ができるような専門性をもつ医師となる指導・支援をしていきます。

関連施設

週間スケジュール

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
医局ミーティング 神経内科カンファ 症例検討 抄読会
脳外科カンファ
AM 外来 外来 外来 外来 外来
PM 外来 外来 外来 外来 外来
嚥下造影検査 緩和ケアカンファ 装具外来
夕方 整形外科カンファ(股関節班) 整形外科カンファ(下肢班) 心臓リハカンファ(月1回) 嚥下カンファ