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「やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい
〜いかにして両立しているか教えます〜」

終了報告

2013年5月30日

 平成25年5月30日(木)12:15より輸血部カンファレンスルームにて、第17回二輪草セミナーを開催しました。
参加者は、現在育児中や妊娠中の方、子育て経験者や子育て中の同僚をサポートしている立場の方、医学部学生も含め37名でした。
 まず始めに二輪草センター助教 菅野恭子先生より、『やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい〜いかにして両立しているか教えます〜』とのタイトルで講演いただきました。
  出産し子育てに専念ながら、英会話やパソコンの勉強をしていた時期もあった菅野先生ですが、『経済的自由度の制約』『社会との隔絶』『かわり映えのしない毎日』にそろそろ職場復帰を考えていた時に良い保育園との出会いがあり、お子さんが1歳の時に復帰。お子さんが熱を出したときなどは、緊急さぽねっとや病後児保育を利用したり、ご両親の助けも借りながら乗り越えてこられたそうです。
ご自身の体験を通し、『子育ての忙しい時期は一時的。可能な限り仕事を継続した方が良い』と話され、『できない事を明確にし、どこまでできるかを意思表示する』『限られた時間の中で自分にしかできないことが何かを考え、代替えのきくものは積極的に利用する』と良いとアドバイスされました。
忙しい毎日を過ごす菅野先生が心がけていることは、『常に心に余裕を持つ・権利意識はほどほどに・感謝の気持ちを忘れない・物事に優先順位をつける』ことと話されていました。
お子さんも今は小学2年生になり、放課後を楽しんで過ごしてほしいとの思いから、民間の児童クラブに通わせていて、活動の様子が写真で紹介されました。
後半は、新設の児童クラブ『ふらっと』代表の稲垣智大さんより施設の紹介があり、活動内容が説明されました。戸外遊び、体験遊びを中心とした民間の学童施設で、説明を聞いた参加者からは見学に行きたいとの声が上がっていました。
旭川市には教育委員会で管理している学童施設もありますが、希望しても入れない待機児童の問題がある為、選択肢の一つとして民間の児童クラブを知ってもらう良い機会になったのではないか思います。今後もこのような会を開き、いろいろな情報交換ができたら良いと思いました。
 お忙しい中ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。

  
セミナーの様子