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「働く職員のためのお肌に優しいスキンケア」

終了報告

2012年5月31日

 第15回二輪草セミナーを、5月31日に開催しました。今回は、「働く職員のためのお肌に優しいスキンケア」と題して、常盤薬品工業(株)ノブ事業部、学術グループの北岡由美さんにご講演いただきました。スキンケアは、接遇の基本でもある“身だしなみ”のひとつではありますが、正しい知識を身につけることは患者指導にも役立つものと思われます。今回は、スキンケアの知識が業務上役立つと思われる看護職員を対象に行いました。
 講演では、皮膚の構造と機能と、それに基づいたスキンケアの重要性、スキンケアの基本である洗浄・保湿・遮光について、スライドを用いて、分かりやすく説明していただきました。
 実技では、参加者代表の方にマネキンになっていただき、実際のスキンケアの順序に従って、クレンジングの必要性、お肌に優しい洗顔方法、化粧水・乳液・クリームなどの保湿剤のつけ方、化粧のポイントについてデモンストレーションしていただきました。「洗顔料は、ネットを使ってしっかり泡立て、泡で顔を洗い、決してこすらない」などといった手技について丁寧に解説いただきました。実技を見学しながら、クレンジング料と洗顔料の違いや化粧水・乳液・クリームを使う理由についてなどの様々な基礎知識についてお話を伺うことができたおかげで、より理解が深まったように感じました。終了後は、セミナーで学んだことを自宅で実践できるように、参加者全員にノブ・トライアルキットが配布されました。
 これまで二輪草センターでは、介護と育児に関するセミナーを中心に開催してきました。今回のセミナーは、上田看護部長からの「本学は、働きやすい職場作りの取り組みは充実してきたが、そのなかで働く職員がより輝いて働けるような企画をお願いしたい」とのご提案で開催したものです。このような、より多くの職員を対象としたセミナーを今後も提供していきたいと考えておりますので、ご参加のほど宜しくお願い申しあげます。
 最後になりましたが、講師を引き受けくださった常盤薬品工業ノブ事業部の皆様、また、ご多忙のなか参加してくださった職員の皆様に、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

  
セミナーの様子