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     「学童保育について考えよう!」
〜小学校就学後も安心できるサポート体制をめざして〜

終了報告

2008年6月17日(火) 


お話される間宮先生

平成20年6月17日(火)に医師・看護師対象の子育て支援セミナーを開催しました。参加された医師・看護師は、現在育児中の方だけではなく、子育て経験者や子育て中の同僚をサポートしている立場の方も含め16名で、昼食を取りながらの和やかな会となりました。
 まず始めに先輩からのメッセージとして、麻酔科蘇生科の間宮先生よりお話があり、仕事・出産・子育ての中での悩みや留学時代のことなどユーモアも交えながらお話しいただきました。
  仕事をやめようと思った時が何度もあったという間宮先生ですが、仕事と育児を両立する方法としては①自分にとって1番大切なものは何かを考えること②メンターをもつこと③子どものためにあきらめるのではなく、子どものために頑張ろうと思うことなどをあげていました。また、「おつきさまきれいだね」という何げない子どもの言葉や、遅くなってごめんねとあわてて迎えに行ったときに「わたしは大丈夫。でも、お母さんがさびしかったと思ったから」と抱きしめてくれた子どもの優しさに、心が和んだというエピソードを述べられるなど、間宮先生の強さと暖かさに満ち溢れた人間性に触れることができ、大変、有意義な時間を過ごすことができました。


参加された女性医師・看護師の皆さん

 後半は、本セミナーのテーマである学童保育についての意見交換が行われ、どんな学童施設があったら良いかとの問いかけに①希望者すべてが入会できる②臨時休校や長期休暇に対応してくれる③遠い地域でもバスでピックアップしてくれる④大学の敷地内など、何かあればすぐに行ける場所にあるなど活発な意見が出されました。
 あの時こんなサポートがあったら良かったとか、育児と仕事を両立する中で、こんなサポートがあれば良いなという意見を直接聞くことができましたのは大変、貴重なことでした。
 今後も、このようなセミナーを定期的に行いサポート体制の充実化を図っていきたいと思います。
 ご参加下さった皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。