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冬休みキッズスクール

終了報告

2019年1月7〜9日

 平成31年1月7・8・9日の三日間、第22回冬休みキッズスクールを開催し総勢21名の子ども達が参加しました。
第一日目の最初のプログラムは整形外科の佐藤達也先生による特別授業「ケガから見えるせかい」です。骨折の予防や治し方などスライドを交えながらわかりやすく教えて下さいました。また、シーネ固定の体験や、ボルト固定を骨の模型を使用して実際にやって見せてもらい、子ども達も興味津々な様子でした。午後からはいちご大福作りです。白玉粉に水と砂糖を加えて混ぜた後、電子レンジでチン!すると、ドロドロの液体だったものがモッチモチに。あんこでいちごを包んで、さらにお餅を包んで完成です。食べる前にはアイスもトッピングして美味しくいただきました。

  特別授業の様子
   いちご大福作り    体育館遊び

 第二日目はバスに乗って紙遊館に行きました。まず館長の余野さんに自分たちがいつも使っている紙はどのように作られているのかを教えてもらいました。その後、実際に紙を作っている工場へ。工場内には普段目にすることのない機械が多くあり、稼働している様子を真剣なまなざしで見ていた子ども達です。その後は手漉きハガキ作りです。牛乳パックをドロドロにしたパルプを型に流し、水気を切って、アイロンをかけて乾燥させます。普段使用するハガキとは違った味のある、世界に1枚しかない自分だけのハガキを作ることができました。午後からはスタルヒン球場に行き、チューブ滑りです。深々と雪が降る中でしたが子ども達は元気いっぱい。お兄さんお姉さんと一緒に滑ったり、何人かで輪になって滑ったり、雪だらけになりながら大盛り上がりでした。

ハガキ作り チューブ滑り
宿題中

 第三日目は時計作りをしました。土台のボードに穴を開け、折り紙やシールを貼ったり、好きな絵を描いたりして飾り付けます。時計の数字の位置を入れたり、針を付ける作業はお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら、それぞれ個性あふれる作品ができあがりました。この日の昼食は学生食堂に行きました。食券を購入してから注文し受け取るまでを自分で行います。少々緊張しながらも、好きなメニューを食べることができて満足そうな子ども達でした。午後のプログラムは学生ボランティアによる特別授業「体の怪我と心の調子」です。怪我をした時の対処法や嫌なことがあって心の調子が悪くなった時にどうしたらいいのかを、劇を交えながらユーモラスに教えてくれました。その後は体育館でゲーム遊び。チーム対抗戦ではチームごとに作戦を立てながら一致団結し、めいっぱい身体を動かして楽しみました。最後は閉校式で校長先生から終了証を受け取り三日間のキッズスクールは終了しました。
今回も学生ボランティアの皆さんには大変お世話になりました。旭川医科大学から11名、また旭川東高等学校ボランティア委員会からも6名の参加がありました。事前の準備や後片付けを含めて積極的にお手伝い頂き、子ども達と楽しく過ごして頂いた事に心より感謝致します。また、藤井智子教授をはじめ、いつも快く開催場所をお貸しくださる看護学講座の諸先生方、ご理解・ご協力を頂いております各部署の皆様にも心よりお礼申し上げます。

時計作り 学生食堂の様子 学生の活動
集合写真