ホーム > 子育て・介護支援部門> キッズスクール> 夏休みキッズスクール(平成25年7月)

夏休みキッズスクール

終了報告

2013年7月25日・26日

 平成25年7月25・26日に第11回キッズスクールを開催し、総勢24名の子ども達が参加しました。

 第1日目、午前中は解剖学講座の渡部剛教授が「ひとのからだを知る〜骨の模型標本を触ってみよう!」という特別授業を行って下さいました。骨に関する「ほねほねクイズ」からはじまり、「ほねほねパズル」と題して骨格標本を観察しながら実際に個々の骨の標本をひとのかたちに並べました。真剣な眼差しで骨格標本と見比べながら、どこの骨なのかを考え、出来上った時には大喜びしていました。
その後訪問学級のお友達にプレゼントする壁面作りをしました。今回は朝顔の花の中にメッセージを書き入れ、とても夏らしい壁面ができました。
午後からはリハビリテーション科の吉田直樹先生が「リハビリってなあに?」という職業体験を行って下さいました。脳梗塞などの病気で食べ物が飲み込めなくなる嚥下障害や、手足の麻痺があった場合、普段の生活に戻る為にリハビリをする必要があることを教えて下さいました。片手を動かさずに衣服を着脱したり、足に装具を付けて歩くなどの体験を通して、身体の不自由な方が居ることや助けが必要なことを学びました。


 第2日目は午前中、旭川市科学館「サイパル」に行き、万華鏡作りをしました。完成した後に中を覗き様々な模様になるのを見て、とても感動していました。その後、サイパルの常設展示室を見学し、シャボン玉の中に入ったり、無重力になったり、真っ暗な中で迷路をしたりと、普段なかなか出来ない体験を楽しみました。
午後からはぬいぐるみ病院プロジェクトとして、学生ボランティアの皆さんが「血液ってなんだろう?」と題しクイズやゲーム、絵巻芝居などで血液の働きについて教えて下さいました。血液について楽しく理解することが出来ました。
パフェ作りでは、アイスクリームの上にフルーツやクッキー、生クリームなどをデコレーションし、それぞれ可愛らしい素敵なパフェを作りました。大満足の笑顔でおいしく食べました。
 今回は初の試みである「二輪草キッズのテーマ」を歌いました。医学科卒業生の菅原基史先生が作詞し、現医学科6年の佐々木満ちるさんが作曲、振付は皮膚科の高橋千晶先生が考えて下さいました。開校式に佐々木さんと合唱部の皆さんが歌唱指導をして下さり、すぐに覚えた子ども達は、閉校式には素晴らしい歌声とダンスを披露してくれました。

 今回も学生ボランティアの皆さんには大変お世話になりました。お忙しい中、準備から後片付けなどにもお付き合い頂き、子ども達とも楽しく過ごして下さったことに心から感謝しております。また、ご協力頂いた各部署の皆様にも心よりお礼申し上げます。

渡部教授の特別授業 歌の練習風景 集合写真