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日本医学教育学会での発表報告

 

2015年7月25日

  2015年7月25日、新潟市で開催された第47回日本医学教育学会大会におけるパネルディスカッション「男女共同参画から男女平等参画へ〜キャリア教育が未来を変える」において、センター長の山本が発表してまいりました。演題名は「医師のキャリア形成に関連する医学部教育の実態調査の結果と旭川医科大学における男女共同参画教育」として、前半に全国医学部長病院長会議の男女共同参画推進委員会のメンバーの一人として、同委員会が2013年2月に行った全国大学医学部・医科大学病院長へのアンケート調査結果を発表しました。80施設から回答があり、医学生に対するキャリア教育の現状の概略を明らかにすることができました。52%の施設がキャリア教育を行っていると回答していましたが、普及にはあと一歩という状況のようです。後半は二輪草センターの活動のなかで、主に医学科3年生に行っているワークライフバランス授業の内容を紹介しました。男女ともに医師という職業を永く継続できるように自分の将来像を学生時代から描いておくことが重要と強調してきました。これからも本学の取り組みが他施設の手本となるように活動していきます。

 報告者:センター長 山本 明美(皮膚科学講座教授)