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自治医科大学のシンポジウム「子育て医師を応援しよう」

参加報告

2008年2月7日

 自治医科大学のシンポジウム「子育て医師を応援しよう」に特別講演の演者として参加してきましたので、成果を報告します。
 平成20年2月7日、自治医大の女性医師支援センターが主催する上記の会に招かれて出席しました。会場は学内の広い講義室で、ほぼ満席だったと思います。自治医大の職員や学生の関心の高さが伺われました。
 会に先立って学長の高久 史麿先生よりご挨拶がありました。学長みずからが先頭に立って子育て医師の応援にあたっている姿が印象的でした。桃井真理子センター長が司会をしてくださり、私は本学の二輪草プランの策定の経過とその後の進歩状況を報告しました。会場にはときどき大きくうなずいてくださるかたもいて、とても話しやすい雰囲気でした。
 その後、自治医大の女性医師支援の取組の概要が、研修支援コーディネーターをされている湯村和子教授からなされ、湯村先生自身の司会でワークショップが始まりました。これは臨床の4講座の医局長や准教授などをされている男性医師による発表でした。内容はどのように各診療科が女性医師の子育てをサポートしてきたかという実績をアピールするものでした。自治医大ではすでに4回もこのようなワークショップを開催しているとのことで、非常に活発に活動されていました。各科がきそって子育て中の教室員の働きやすい環境を整えている様子がみてとれ、ぜひ本学でも取り入れたい取組と思いました。在学中の医学生や看護学生に診療科や看護部が考えている育児や復職の支援策を知ってもらい、より多くの卒業生が旭川医大を職場として選んでくれるように二輪草センターがお手伝いしたいと思います。

報告者:副センター長 山本 明美