ホーム > センター紹介> 病院長ごあいさつ

病院長 ごあいさつ


旭川医科大学病院長 古川 博之

 本院は昭和51年に開院以来、一貫して道東、道北の医療の要として努力してまいりました。平成17年から日本医療機能評価機構の認定を受け今日に至っております。さらに患者様のために質の高い医療を提供するには病院職員が働きやすい職場であることが必須ととらえ、病院内にコーヒーショップや24時間営業のコンビニエンスストア、レストランなどの福利厚生施設の充実に力を入れ、また後述のように仕事と家庭の両立支援をはかっております。
 さて旭川医大は、平成19年度に文部科学省医療人GPの採択を受け、この二輪草センターの活動がスタートし現在は大学の組織として支援業務を行っていますが、勤務医不足が社会問題となる中、センターの活動は学内外から高く評価され、北海道から平成25年度北海道男女平等参画チャレンジ賞を受賞し、平成27年度には、厚生労働省が子育て支援に積極的に取り組む企業や法人を認定する「くるみん認定」を取得しました。平成28年度には旭川市からワーク・ライフ・バランス推進事業者として表彰も受けております。
 二輪草センターは、子育て中の職員のサポートを積極的に行っております。平成19年から稼働しているバックアップナースシステムや病児一時預かり室などは、子供の急病時のサポートとして定着しています。さらに21年12月には病後児保育室を開設し、26年7月からは病児・病後時保育室へと対象を拡大し、現在156名が事前登録し定期的に利用しております。子供の病気の時にどのような働き方をするのか複数の選択肢を提供することで職員が安心して仕事に集中できる環境が整ってきています。
今後も職員の声を聞きながらセンターの活動を病院・大学全体でサポートし、旭川医大病院を患者様にも職員にも選ばれる施設にしていきたいと思います。そして将来的には単身者も含め全職員にとって働きやすい病院となるように二輪草センターには今後も活発な活動を期待しております。