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医療概論V「ワークライフバランスを考えよう」の授業

終了報告

2021年10月4日
対象:医学科3年生



耳鼻咽喉科 野ア先生


 後期研修医 吉田先生


 網走厚生病院 鈴木先生


山本センター長

 2021年10月4日に医学科3年生を対象に「ワークライフバランスを考えよう」の講義および実習を行いました。今年度もコロナ対策のためリモートでの開催となりました。教育センターの野津教授から開催のご挨拶を頂いた後、二輪草センターについての説明と、ワークライフバランスの講義を行いました。 その後Zoomでグループ討論をしてもらいました。グループに分かれて4つの想定ケースに関して、キャリアプラン、問題点などを議論し、討論内容はmanaba上で各グループから発表し意見交換してもらいました。ブレイクアウトルームでディスカッション後manabaで発表することで、従来の授業内容に近い形で行う事ができました。この課題を通して様々な問題に対してどの様に対処していくか、そして自分とパートナーのキャリアをどう考えていくのか、育児・親の介護など家族の状況が人生設計に影響することも学んでもらいました。
「先輩医師のワークライフ体験談」では3人の先生からお話し頂きました。耳鼻咽喉科の野ア 結先生から、子育てをしながらどの様に仕事と子育てを両立しているかをお話し頂きました。妊活休業をされましたが、上司や職場の理解があったこと、相談しやすい職場環境であったことをお話しされていました。後期研修医の吉田一平先生はお二人のお子さんがいますが、どの様に子育てに関わっているかお話し頂きました。今後機会があれば子供の成長を見届けたいので育児休暇を取得してみたいとのことでした。網走厚生病院呼吸器内科鈴木夕子先生にはリモートで講演頂きました。鈴木先生は大阪でキャリアを積まれていましたが、結婚を機に知床に移住され網走で勤務されています。どの様な状況や場所でも自分らしく働く事が可能であること、そのためには自分に実力をつけ勉強し続けることが大切であることをお話し頂きました。最後に二輪草センター長の山本先生から、アンコンシャスバイアスについて教えてもらいました。この講義をきっかけに自身のキャリアプランを考え、ワークライフバランスを充実させることができる学生が増えることを期待します。今回のリモート授業について教育センターの井上先生に多大なご支援を頂きました。またタスクフォースとして石羽澤先生(小児科)、大坪先生(皮膚科)、佐藤先生(教育センター)、野崎先生(耳鼻科)、蒔田先生(遺伝子診療)、安田先生(精神科)、横浜先生(産婦人科)(五十音順、敬称略)にお忙しいところご協力いただきましたことを深謝致します。