ホーム > キャリア支援部門>キャリア教育>第7回医学部学生と女性医師の語る夕べ
旭川市医師会(担当:女性医師部会)主催

テーマ「家族との時間を重視した私の働き方―出産・育児のための休職、そして再就職へ―」

終了報告

2010年11月24日(水)午後6時


岸部麻里助教


豊島哲子先生


内田祥子先生

 平成22年11月24日(水)午後6時より総勢約26名が参加して開催され、二輪草センターは共催としてポスター作成や学生への案内のお手伝いをさせて頂きました。
「家族との時間を重視した私の働き方―出産・育児のための休職、そして再就職へ―」をテーマに掲げた今回は、第1部の始めに本学二輪草センター岸部 麻里助教が「病後児保育の1年間の歩み」として利用状況や利用者の声などについて報告をしました。
 講演1では、「休職、出産、育児を経験して」というタイトルで、本学内科講座 病態代謝内科学分野で現在休職中の豊島 哲子先生にご講演頂きました。豊島先生はご自身の経験の中から結婚、出産など描いていた人生設計とは違うことも沢山あるけれども、アクシデントもチャンスに変えしなやかに医師としての人生を歩んでいくことが大切であることなどをご講演されました。
 講演2では、医療法人元生会森山病院 耳鼻咽喉科で現在時短勤務をされている内田 祥子先生が「選択―その時の自分を信じて―」というタイトルでご講演され、人生では思いもよらない出来事がたくさん起こるけれど、その都度、置かれている状況を考えながら選択していくことができると述べられ、学生たちへの応援メッセージになったことと思います。

 第2部では医師と学生が4つのグループに分かれて懇談会を行いました。
将来の進路や育休、留学についてなど、積極的に質問をする学生たちに、「人生は予想したようには進まないので結婚、出産などを中心に人生設計を考えるのではなく、自分が何に興味があるのか何をやりたいのかを貫いてしっかりキャリアをつむことが大切である。」「自分らしい人生を送る中で状況が変わった時には幸せをつかむ選択をして欲しい。」など実体験に基づいたアドバイスを頂けたようでした。

 医師会の皆様におかれましてはお忙しい中、旭川医大生のためにこのような会を毎年ご開催頂きますことに、心より感謝を申し上げます。

  
懇談会の様子