ホーム > キャリア支援部門>キャリア教育>第6回医学部学生と女性医師の語る夕べ
旭川市医師会女性部会主催

テーマ「めざそう!キャリアアップと家庭の両立」

終了報告

2009年11月19日(木)・午後6時
本学機器センター3階カンファレンスルーム

 平成21年11月19日(木)午後6時より本学機器センター3階カンファレンスルームにて、開催され、 医師、学生併せて総勢約40名が参加し、二輪草センターは、共催としてポスター作成や学生への案内のお手伝いを させて頂きました。
今回のテーマは 「めざそう!キャリアアップと家庭の両立」とし、第1部では、本学病態代謝内科学分野講師の安孫子亜津子先生と医療法人社団慶友会吉田病院副院長の長谷部千登美先生にご講演頂きました。
 安孫子先生はご自身の経験をもとに、留学時に妊娠・出産・子育てをされたことや帰国後に仕事復帰をしキャリアアップされた経緯など具体的にお話頂きました。長谷部先生は、大変感銘を受けたという徳島大学外科学教授 島田光生先生のスライド「女性医師が輝き続けるために」を元に女性医師のキャリアアップ支援体制についてお話頂きました。お二人とも共通しているのは、「やりたいことはやってみる、そして出来ないことはお願いする。でも、周りのサポートに頼るだけではいけない。」ということでした。あきらめずに頑張っていれば必ず周りの理解も得ることができ、道は自ずと開けていくこと、後で後悔はしないことなど学生たちに向けて力強いメッセージを頂きました。
 最後に、本学二輪草センター岸部麻里特任助教が「病後児保育開始に向けた取り組み」について今年12月に病後児保育室が開設すること、どのような経緯で開設となったかについて報告があり、学生達も熱心に耳を傾けていました。

第2部では、医師と学生が4つのグループに分かれ、懇談会を行いました。学生からは、マッチングや進路について、結婚や出産の時期について、キャリアアップについてなど様々な質問がありました。それを受けて女性医師からは、結婚、出産するからという選択ではなく好きなことを優先すること、好きなことであれば、どんなに大変でも頑張れること、出産して大変なこともあるけれど、子どもに癒されたり励まされたりすることも多いので、家事などはいい具合に手抜きを出来るような環境作り(パートナー選び)が大切であることなど、とても具体的なアドバイスを頂けたようでした。
医師会の皆様におかれましては、お忙しい中、旭川医大生のためにこのような会を毎年ご開催頂きまして、誠にありがとうございます。この場を借りて、心より感謝を申し上げます。

講演会の様子 懇談会の様子 学生たちの質問に答える
女性医師の皆様