ホーム > キャリア支援部門>キャリア教育>第12回医学生・研修医・女性医師の集い
旭川市医師会(担当:女性医師部会)主催

「医学生・研修医・女性医師の集い」

終了報告

2015年11月16日(月)午後6時30分


旭川市医師会
副会長 滝山先生


林 なつき先生


高取 清香先生

 平成27年11月16日に医学生・研修生・女性医師の集いが開催されました。今年度も昨年と同様「研修医生活ってどんなもの?」と題し研修医、その後の女性医師としてのライフスタイルを考えてもらうテーマで立場の異なる5人の先生方にお話しして頂きました。
 まずはじめは、旭川厚生病院初期研修医の林なつき先生から子育てと仕事の両立についてお話しいただきました。御両親の助けをかりながら夫婦で協力し子育てと両立している様子について語って頂きました。色々と悩みがあってもやるだけやってみて続けることが支えてくれている人たちへの恩返しになるのではというコメントが印象的でした。次にお話し頂きました旭川医科大学後期研修医の高取清香先生は今年の5月に出産され現在育児休暇中ですが、色々考えた末に旭川医大に研修先や医局を決めたことについてお話しして下さりました。来年の2月には復帰されるご予定とのことです。3番目の北星ファミリークリニック後期研修医の三島千明先生は島根大学の御出身で、総合医を目指して北海道に来た経緯や世界を視野にキャリアを築いているお話がありました。4番目は旭川赤十字病院消化器内科の林秀美先生で、消化器内科を選んだ理由から自身の研修時代の話や現在の働き方についての具体的なお話がありました。5番目は旭川リハビリテーション病院内科の長谷部智美先生で、ご主人の留学について行く事への不安や迷いについて、子供ができる前とできてからの働き方の違いについてのお話がありました。今回は医師27名、学生が53名と非常に多くの学生さんに参加して頂きました。アンケート結果では9割以上の参加者に満足して頂けた内容だった様で、具体的な将来像がみえた、将来の悩みや不安が少し解消されたなど多くの意見が寄せられました。早い時期にロールモデルの体験談を聞くことは今後の自分自身の働き方や生き方の参考になると思いますので、今後もより多くの学生に参加して頂ければと思います。
 最後になりましたが、主催頂きました旭川市医師会および北海道医師会にこの場を借りてお礼を申し上げます。またお忙しい中ご講演頂きました先生方にも深謝致します。

   
 三島 千明先生   林 秀美先生  長谷部 智美先生
     
講演会の様子