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テーマ「先輩医師の多様な働き方から学ぼう!」

終了報告

2018年6月26日


小野寺 美子先生


吉澤 明希子先生


松本 尚也先生


西越 崇博先生

 平成30年6月26日11回目の合同入局・地域枠説明会が開催されました。今年度は前半に仕事と子育てを両立されている2名の先生に、後半は本学の地域枠で入学し、卒業後の研修をされた2名の先生からご講演頂きました。
 お二人目をご出産直後である麻酔・蘇生科の小野寺美子先生は、ご自身がいかにキャリアを形成してきたかについてお話しして下さりました。ご家族の理解と協力の中、学位取得、学会活動等を積極的にされ、今後の夢は家族と海外留学とのことでした。女性医師として仕事を続けるコツとして@決定力A男性との区別B女性らしさを保つ事を挙げられました。仕事と家庭の配分を自分で決めて周りに相談しながら後悔のない時間を過ごしてほしいとお話しされました。周産母子センターの吉澤明希子先生は、お二人の子育てをしながら、フルタイムで仕事をこなし奮闘されている様子をお話しして下さりました。先々のことを不安に思って立ち止まるのではなく、今やって楽しいこと、魅力的だと思えることを見つけ行動することが大切であるとお話しされました。働き続けられる理由は、支えてもらった分いつか誰かを支えてあげたいという思いと、続けていきたい仕事と出会えたことであると語られていました。
 市立稚内病院小児科の松本尚也先生からは、自身の研修生活やその後の地域医療についてお話しいただきました。最初に大学病院、次に中核病院、その後地方病院とだんだんと規模の小さな病院へ異動したことで、それぞれの病院ですべき役割の違いを学ばれたとのことでした。搬送する側、される側を両方を経験することで、どのような流れで患者さんが動いているのか理解を深めたとお話しされました。最後は旭川厚生病院外科の西越崇博先生にお話し頂きました。地域枠後の研修で外科医としてのキャリアを積めるかという問いに対して、他大学と比較して臨床において何も劣っていないとお話しされていました。情報化社会の現在は、自己研鑽に場所や肩書きは関係ないこと、初心を忘れないことの重要性を強調されていました。














ベストポスター賞
表彰式の様子





ポスター展示の様子
 
吉田 晃敏学長
   
  原渕 保明同窓会長


本年度は1週間のポスター展示とし、各科それぞれの魅力が掲載された素敵なポスターを見ることができました。今年もインパクトのある耳鼻科がベストポスター賞を受賞されました。ベストサポーター賞は医師からは集中治療部の川田大輔先生が表彰されました。ご自身も子育てを積極的にされ、子育て中の女性医師への配慮が高く評価されていました。看護師からは5階西病棟の三浦美佳師長が選ばれました。子育て中のスタッフに優しく声かけされたり、定時で帰れるよう仕事の調整を行ってくれたりしたそうです。今年度から始まりました研修医が選ぶ優れた指導医に第2内科の安孫子亜津子先生、第1内科の高橋佳恵先生、鈴木彩菜先生が選ばれ表彰されました。
 今回も学生・研修医が35名、職員54名と多くの方にご参加頂きました。毎年サンドイッチと飲み物を提供して下さる医学部医学科同窓会にお礼を申し上げます。お忙しい中ポスターを作成して下さった各医局の担当の先生方、誠にありがとうございました。来年度も魅力ある内容の会を企画したいと思います。




各科スライドpdf

<ベストポスター賞> 耳鼻咽喉科・頭頚部外科

内科学(消化器・血液腫瘍制御内科学分野) リハビリテーション科
腎泌尿器外科 産婦人科 
卒後臨床研修センター









 <ベストサポーター賞> 詳細はこちら
  集中治療部    川田 大輔講師 
  5階西病棟    三浦 美佳看護師長

   
 <研修医が選ぶ優れた指導医> 
   第2内科     安孫子 亜津子講師 
   第1内科     高橋 佳恵先生
   第1内科     鈴木 彩菜先生

               
        左から安孫子先生・平田病院長・鈴木先生・高橋先生