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テーマ「合同入局説明会 どうする臨床研修先?」

終了報告

2015年6月23日


吉田 晃敏学長


市川 晴之先生


橋 奈七先生

 6月23日に二輪草センター主催合同入局説明会が開催されました。
今回は、昨年大変好評であった「どうする臨床研修先?」の第2弾をテーマとして、3名の若手医師にご講演していただきました。開会のご挨拶では、吉田晃敏学長より、研修医、学生の皆さんに向けて旭川医科大学病院での研修の魅力をお話しいただきました。
 1人目は「私の初期研修 学外出身者の立場から」という題で、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の市川晴之先生からご講演いただきました。旭川の出身で関西の大学を卒業後に地元の旭川医科大学に初期研修医として戻られ、新たな仲間をたくさん作って1年目を過ごされたようです。特に救急科研修中には同期との助け合いが重要であったこと、初期研修2年目からは耳鼻咽喉科でたくさんの手術や学会発表などを経験され、現在後期研修医としてさらに研鑽を積んでいることをお話しいただきました。
 2人目は「研修先と専門家の選択について」2年目初期研修医で呼吸器・乳腺疾患センターの橋奈七先生からご講演いただきました。ご自身がどのような経過で研修先として決め、そして入局先を決めるに至ったかをお話しいただきました。自分が興味を持っていることと、色々な人との出会いによってどのように今日まで導かれたかが良くわかる内容でした。たすきがけ研修の経験から、大学病院と市中病院の違いも教えてくださいました。


千葉 茂教授


福山 秀青先生


ベストポスター賞
表彰式の様子



ポスター展示の様子


 休憩時間には各科のポスター展示の閲覧と、ベストポスターの学生投票を受け付けました。休憩後はこの会に共催していただき、軽食もご提供いただいた旭川医科大学医学科同窓会会長の千葉茂先生からご挨拶をいただき、他者に求められる選択をすることの大切さをお聞きしました。
 3人目は1年目初期研修医で札幌東徳洲会病院にて、たすきがけ研修中の福山秀青先生より「私の初期研修 札幌東徳洲会病院」と題してご講演いただきました。脳神経外科を入局先と決めている先生が、研修先だけではなく、ご自身の結婚を含めた人生の様々な選択において、どのような観点を重視して決定していくのか、そのための心構えや必要となる自己マネジメントのコツをまとめて発表してくれました。
 今回も前日からたくさんの講座からのポスターが展示され、それぞれの科における研修の特徴や魅力が紹介されました。学生投票による「ベストポスター賞」は、インパクトのあるポスターでこれまでも数多く受賞されている耳鼻咽喉科が、2年連続で受賞されました。
また、今年度から新たに設けられた「ベストサポーター賞」では、個人としては手術部の國澤卓之先生、看護部の菊地美登里さんが、団体としては眼科と第一内科それぞれの講座が推薦を受け、二輪草センター長の山本明美先生から賞状と、センター長自らがお取り寄せされた二輪草ビールなどが副賞として受賞者と推薦者に授与されました。推薦者の皆さんからの推薦理由を拝見し、旭川医科大学病院では、女性職員に対してたくさんの理解とサポートが確実に広まっていることを改めて知ることができました。
 最後に共催いただいた旭川医科大学卒後臨床研修センター長の大崎能伸先生より、閉会のご挨拶をいただきました。来年度も今年以上の初期研修医を募集することになるようであり、今回の説明会に参加された学生さん達が母校で活躍をしてくださることが期待されます。
 ご発表、ご挨拶いただきました先生方、そして遅い時間までご参加くださった学生さん、先生方、スタッフの皆さん、ありがとうございました。



各科スライドpdf

<ベストポスター賞> 耳鼻咽喉科・頭頚部外科

内科学(病態代謝内科学分野) 整形外科
内科学(消化器・血液腫瘍制御内科学分野) 麻酔・蘇生科 
外科学 呼吸器センター 
小児科 卒後臨床研修センター










  <ベストサポーター賞> 詳細はこちら

 団体 第一内科 
    眼科   
 個人 手術部  國澤卓之准教授
    看護部  菊地美登里看護師