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耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座  留学便り

Vanderbilt University Medical Center Dept. of Otolaryngology
片田彰博

早いもので、こちらにきてからもう1年半になりました。初めに、私の留学先について紹介させていただきます。

私が留学しているヴァンダービルト大学は、1873年に海運・鉄道王として有名なコモドアー・コーネリアス・ヴァンダービルトの寄付により設立された私立大学です(ちなみに学費は州立大学の3倍から10倍)。ヴァンダービルト氏は大学設立のために当時のお金で100万ドルを寄付したそうです。ヴァンダービルト大学は全部で10の学部しかなく規模としては中ぐらいですが、それぞれの専門分野では世界的に知られるアメリカ南部の名門大学であり、ノーベル医学・生理学賞受賞者も2人出ています。

次に私の研究室について紹介します。私の研究室の研究員は、ボスであるDr. Zealearと私、あとは中国人のテクニシャンが一人の合計3人です。これでもなんとか研究室が維持できているのは、パートタイムでやってくる医学生が研究を手伝ってくれるからです。

こちらに住んでみると、アメリカの良いところや悪いところ、また日本の良いところや悪いところがいろいろと分かったような気がします。留学にはいろいろと面倒なこともありますが、仕事や人生経験の面でプラスになることも非常に多いと感じています。このような機会を与えていただいた皆様に心から感謝申し上げます。

Biren Kamdar君
ヴァンダービルト大学医学部3年生のBiren Kamdar君
(インド系アメリカ人)。今は1年間の休学中であり、
この研究室の手伝いをしながらMBAにも通っている
勉強家です。

David Zealer博士
私のボスであるDavid Zealer博士
(カリフォルニア出身のアメリカ人)。
とても陽気で気さくな人です。