マウスの人工授精の様子を描いてみました。
マウスと言っても、いわゆる生物(哺乳類)としてのマウスではなく、
今や現代人にとって生活の必須アイテムとなったパソコンの入力装置である、「マウス」です。
卵子を取り囲んでいる何の変哲もないマウス(精子)の一匹が、
デジタルのカオスに満たされた卵核に突入していきます。

そして、新生児(Newborn baby mouse)が誕生しました。
精子・卵子、両方の遺伝子情報を受け継いだ幼子らの皮膚は極彩色に覆われ、
電卓機能も備えています。

Skeleton が見守る中、新たなイノベーションを求めて、
彼らはどこに向かおうとしているのでしょうか。
やがて、進化の過程で尻尾が消え、ワイヤレスマウスになっていくとも知らずに・・・